第三十七話「ミリア、リジェネ防衛」
「アレッド様! 援護しに参りました」
ライア様の援軍が要約到着したみたいだ。
援軍機がナンバーズ1に向けて銃を構える。
「化物か!? こいつは!?」
援軍機が放つ銃弾をナンバーズ1はいとも簡単に剣で弾いていた。
「こんなちゃちな武器で俺様を倒そうとは……って逃げるのかてめえ!」
とりあえず、第二通路へ向かわなければ。
第二通路まであと13キロ。
若干距離はあるが、何とか間に合いそうだ。
「待ちやがれ!」
ナンバーズ1が援軍機をバッタバッタと薙ぎ倒し、私に迫ってくる。
「大丈夫だ。間に合うはず」
援軍機の犠牲を無駄にしないために何としてでも、第二通路へたどり着かなければ。
「クッ、しぶといな!」
ライア様から援軍がこちらに向かっているとの通信が届いた。
幸い敵機のスピードはこちらとほぼ同等。
このまま逃げ続ければ何とかなりそうだ。
「クソッ待ちやがれ! シュタルツの敵!!」
しかし、逃げて正解だった。
敵は怒り狂ってるのか、ビーム状のシャワーみたいな武器をそこら中に振り回している。
あんな武器とまともにやり合えば、敗北は目に見えていた。
「な!? アルシア様が!?」
ん? 敵の様子が変だ。
「7、気でも狂ったか?」
何だ? 仲間割れか?
そういや第二部隊の隊長はアルシアだったか。
しかし、ライア様も少々変わり者だな。
敵の……しかも皇女殿下を使うとは。
俺としては気に食わねえ。
まあライア様の決定だから仕方がないが。
さて、援軍がたどり着くまで逃げ続ける必要があるだろう。
だが、大丈夫か? あんな武器相手じゃいくら多数だからとはいえ……。
「待たせたな」
しばらく逃げ回っていたところ要約援軍と立ち会うことが出来た。
「第二部隊隊長アルシア・ゴッドフェルトだ」
ってアルシアかよおおおお!!
しかし、意外だ。寝返って敵になってるかと思えば、こうやって援軍として駆けつけている。
第二部隊はハルサ防衛をしていたはずだ。
援軍として来ているということはそれが片付いたということ。
カールスが使っているその機体ならナンバーズ2ともまともにやりあえるか?
いろいろと悩ましいがここは甘えさせてもらおう。




