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第二十話「ナンバーズ」
「抹茶アイスって意外と美味しいんだな」
「あら? 分からなかったのかしら」
「僕はお茶類ダメなんだよねえ」
僕とレイアはのんびりと談話をしていた。
そういや気になったことがあった。
聞いてみよう。
「お前の額にあるそのマーク。一体何なんだ?」
「知らぬ」
「知らないわけがないだろう。お前は言うなれば神の使い。その額の印のことぐらい」
「知らぬ」
「話せない事情でも」
「知らぬ」
知らぬの一点張りだな。
この態度は何か隠しているようだ。
まあいい。
それよりもこれからの地盤を固め
「ライア様、大変です」
兵士の一人が僕に報告をしに来た。
「どうした?」
「ミリアがまた攻め込まれています」
「守りは固めてあるはず。 問題ないはずだが」
「例のあの機体が現れたとの情報も」
ほう、面白い
「私も出撃しよう」
「我々も一緒に」
「いや、お前たちはここの守りを固めておいてくれ」
「はっ!」
さて、武者震いがする。
私のHKIとあの機体。どちらが上か?
楽しみだ。
「お呼びでしょうか? 皇帝陛下」
「カールスは当てにならん。貴様らナンバーズに反乱軍の処理を任せたい」
「御意」
皇帝陛下が俺たちナンバーズを結集して集めてくるとは
今回の反乱は面白そうじゃないの。
どんな敵であれ必ず潰す。
ナンバーズの誇りにかけて。




