表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

小田からの贈り物

永遠

作者: 小田虹里

 永遠なんてない。




 ずっと一緒に居よう……誓ったものは、なんだったのかな。


 雨が降り、身体を濡らす。

 冷たくないのはきっと、身体が火照っているせい。


 あなたのことを想うと、今でも胸が熱くなるの。


 今、あなたは誰を想い、誰を感じ、誰を信じているの。




 知らなかった。




 そんな言葉では済まされない……知っている。


 違う。


 知らなかったからこそ、僕たちは離れてしまった。

 共に生きようと……約束したはずなのに。

 笑いあった世界は、どこへいった。


 嗚呼、今日も雨が降っている。


 キミは何を想い、何を感じ、何を信じようとしているのだろう。


 傷つけたくない。


 その想いが、キミを傷つけていた。


 今となってはもう……取り返せない世界。




 永遠なんてない。




 だからこそ、懸命にひとは生きる。


 あなたが消えてしまったその日から、新たな道がまたはじまる。


 ふたり、歩めなかった道。

 けれども、あなたの「存在」は消えない。


あなたが居る「道」に、私は溺れる。




 嗚呼、これが生きるということ。




 忘れられないのは、どれだけ生きても「過去」を捨てられないから。


 過去があって、今がある。

 

 切り捨てることなんて、誰にも出来ない。




 あなたが私を切り捨てたように、切り離せたらいいのに。

 そうしたら、どれだけ楽になれたのかしら。




 星すら消えゆく存在。


 今みている星は、今はもう存在していない光。


 それならば、人間の営みなんて……小さなものよ。

 だって、星のもとで生きているのだから。




 それでも、わたしは夢を見る。




 だって、私は「人間」だから。




 「星」のようには、なれないのだから。




 永遠には……なれないのだから。




 人間って、馬鹿な生き物。


 信じて、信じて、裏切られて。

 傷ついて、傷ついて、傷つけて。

 愛して、愛して、愛されて。




 嗚呼、どうしてこんなにも、愚かなの。




 だから私は……傷を抱えながらも、また一歩。

 踏み出して、あなたを想うの。




 忘れることなんて、永遠に出来ないのだから。




 永遠に……。




 こんばんは、小田虹里です。


 「詩」を書こう。


 そう思った訳ではないのですが、なんだか言葉を綴りたくなって、書いてみました。


 元々、こういうものを書くのは苦手でして……。


 でも、新しいことにも挑戦していきたいので、とても短いのですが、よかったかな……と、思っております。


 今後はもっと、何か思うことがあれば、このような感じで短編。詩も、綴っていきたいです。



 

 このような作品でしたが、目に留めてくださりありがとうございました。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 苦手なのに……凄いです! いやー……私が詩を描こうとするとどうしてもゲームやアニメのセリフになっちゃって……風向きがおかしくなってしまいます;; 永遠……不思議な言葉ですよね。 終わりがない…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ