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顔面ミステイク  作者: 業紫
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半径8キロメートルの世界

まただ。


また一人死んだ。


ついさっきまではくだらない会話をしてふざけあっていた仲間逹が死んで行く。

僕は血の生臭い嗅ぎながら仲間が死んで行くのを黙って見ることしかできない。


何でだ。何で僕達がこんな目に合わないといけないんだ。


そう、理由はひとつしかない。

それは····


「僕達がブサイクだから」


半径8キロメートルの世界

これが僕の生きれる世界だ。


第八地下都市デフィヌ

人口は約54万人、都市内に四つの大型エレベーターがあり地上への出入りが可能になっている。


ここに住んでいるのはあるテロの被害を受け生活出来なくなった者、

これからテロの被害を受ける可能性がある者。


そしてそのテロこそ、10年前に起きた顔面劣等者大量殺人テロ


このテロはある日突然起きた。

何もない普通の日アイツらは突如攻撃を初めた。

攻撃を初めるまで人類は誰一人アイツらの攻撃を予測できなかった。

なぜなら奴らは人間の形をしていたからだ。

正確に言えば女性の風貌をしたアンドロイド

そして奴らが標的にしたのが顔面劣等者だった。

それ以来、顔面劣等者及びテロの被害者は地下都市に住まなければならなくなった。

そして今でも女性型アンドロイドは人間に紛れこんでいる。


だから僕達は女性型アンドロイドが居なくなるまで地上には出られない。


このままだと僕達は死ぬまで太陽を見ることもできない。






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