ニャアハッハッハ!!!
・・・・LVが1から5になりました。
「おお。結構上がったか。そりゃあ相手はLV10だったしな」
・・・・LVが上がった分基礎能力にポイントを振り分けられるようになりました。
攻撃力E 1/10
防御力E 1/10
魔法攻撃力E 1/10
魔法防御力E 1/10
・・・・10回上げると次のランクにできます。
「ゲームっぽい。うーん。じゃあどれにしようかな。今、魔法使えないしな。攻撃力と防御力でいいと思うけど。まあ攻撃力全ぶっぱでいいか(脳筋)」
「というのは冗談で攻撃力に4振って、防御力に1振るか。よしOK」
攻撃力E 5/10
防御力E 2/10
魔法攻撃力E 1/10
魔法防御力E 1/10
・・・・では次のランクを目指して頑張りましょう。
「ありがとうございます!!」
「勝者アクセル!!!!!」
その声が聞こえると拍手喝采が起きる。
俺はリングから出て、通路に入る。
「疲れた…。次は1週間後か。万全にしておかないとな。またやべぇ奴が出たらやばいしな」
そう言っていたら誰か来た。
「よう!」
どうやらこの闘技場の支配人らしい。
「225番君。オメェはなかなかやるらしいな」
ここにいる奴らは奴隷を名前で呼ばれるのではなく、番号で呼ぶ。
「はい」
「オメェは金になるんだ。次もよろしくな!!」
金しか考えてないのか…。
「あ!そうだ。オメェちょっと来い。話がある」
そう呼ばれついていった先は使われていない空き部屋だった。
「座れ」
そう促され座る。
「オメェは買われそうか?」
「いえ。俺に魅力がないもんで」
「そうか。じゃあこれやろっか」
そう言って取り出したのは銃だった。
「え?」
「1発魔法弾が入ってる。ロシアンルーレットってことだな」
少しビビってしまった。さっきと訳が違うからだ。さっきの戦闘は命の危機はあったが即死するほどではなかった。だがこれは即死だろう。
というかさっき金になるとか言ってたのに殺そうとするか?
「オメェと俺、1回ずつだ。両者生き残ったらそれで終了だ」
「は…はい」
「いいねぇ。その怯えている顔!!俺は強い奴が好きだが怯えている奴も好きだ」
このクズが!!
「ああ。興奮してきた。早くやろうぜ!!」
この変態が!!
「・・・」
銃を顔の横に構える。
「うぅうううううう」
トリガーに指を置き、トリガーを押す。
「・・・」
生きてるー。
「お!やるなぁ。俺の番だ。ああ。あかん。興奮が収まらん」
そう言いながら銃を顔の横にセットする。
「よっと」
トリガーを押す。
「お!生きてるわ。へっへっへ」
「ハッハッハッハアハハハッハハハハ」
突然笑い出した。
「どうしたんです?」
「ニャアハッハッハ!!実はな。弾なんて入ってないんだ。ドッキリー--」
俺を弄んでいたのか?ふざけるな。と思ったが今は我慢だ。今殴ったら拷問される。我慢だ。我慢。
「するわけないじゃーん。一応オメェも俺の家族だと思ってるからさ。しないよそんなひどいこと。これから仲良くしようね。225番君」
本当になんだこの人は。
「あと。225番君。君、危なかったね」
「え?」
なんのことだ?本当にわからなかった。
「君、狙われているよ。やばい奴らに」
「なんで狙われているんですか?」
「多分、金かな。さっき観客の誰かがそういう話をしているところ見ちゃってね。だからさ。ここに呼んだってわけ。ここだと人が来にくいからな」
「なるほど。ありがとうございます」
じゃあなんでロシアンルーレットやったんだ?という謎が残るばかりだった。
「危なそうだったら助けるからそん時は呼べよ」
「はい」
一応、信じてよさそうと思い、檻に戻るのだった。
「はぁー。ねむ!!」
戻ってきて早々ため息を吐く。
「アクセルゥー。お疲れ!!」
「おう。ありがとうな。俺がいない間暇だっただろ?」
「うん」
即答で答えた。
「だからアクセルがどんな奴と戦ったか教えてよ」
「黒蛇だったな。しゅるるって感じの奴」
「なにそのしゅるる。気になるな。じゃあさどうやって倒したの?」
と聞いてきたので
「ズバッ!!バシーン!!ズドドドーン!!って感じかな」
と答えた。
「わかんないよそれじゃ。もっと具体的に言ってよ」
「うーん。なんかとりあえず逃げてチャンス伺って、チャンスが来たら殴ったな。まあ楽勝だったぜ」
「そうだね。だって傷がないもん!!すごいよ!!」
それは自己回復を使ったからな。擦り傷くらいならすぐに傷口が塞がれるからな。
「だろ?もっと言ってくれ!!」
「スゴ~イデスネ(棒読み)」
「だろ?ハッハッハ!!」
久し振りに褒められたからうれしいな。
すると誰かが来た。
「おい!お前だな。225番というのは」
檻の外から話しかけられる。まったく知らない人だ。支配人が言っていた人かもしれない。用心しよう。
「なにか用ですか?」
「鍵はもらったんだ。少し来いよ」
「来いよってどこですか?」
「来ればわかる。お前にしかできないものがな」
奴隷の俺に拒否権はない。行くしかないのだ。
キィイイーと開ける音がなる。
「お前にはやってほしいことがあるんだ」
「なんですか?」
と空いている檻の中で話す。
「おい!お前ら来い!!」
そういうと続々と仲間と思われる人が来る。
「いいんすか?俺らで」
「ああ。だが殺すなよ」
「了解っす!!オラァァ!!!」
そういうと俺を殴る。
「ぐッ!!!」
「これは拷問だ。お前に対するな。動くなよ」
そう言うと俺の手に縄をかけ吊るされる。
「ひっひっひ」
仲間の1人が俺の腹に目掛けてナイフをゆっくりと切る。
「うぁあああああああああ!!!」
痛い。めっちゃいてぇ。やべぇ。めっちゃ血が出てるじゃねぇーか。
HP 76/84
LV上がってHP上がっているが流石にやばいな。痛いもんはいてぇよ。
「ほらもういっちょ!!オラァ!!」
もっとゆっくりじわじわと切られていく。血もさっきよりやばい。
HP 70/84
「ぐわぁあぁあああああああああ!!!」
本当になにが目的なんだ?拷問って言ってたがなんで拷問する必要があるんだよ。クソ!!
「ねぇね。俺にやらせてよ!!」
「いいぜ。誰が一番悲鳴をあげさせられるか勝負しようぜ」
とナイフを小太りの男に渡す。
「やぁああああいいいい!!」
今度はじわじわとやるのではなく素早く切った。
「ぐぅううう!!」
HP 69/84
「なんだお前。俺がやったときよりも悲鳴あげさせてないじゃねぇか。しょぼ」
と小太りの男を煽る。
「うるさい!!やいやいやい!!」
素早く1手2手3手と3発切り裂く。
HP 66/84
「ぐぬぬぬぅうう!!」
HPはまだ余裕があるがいつまでやられるんだ?
切り込みが深い。自己回復しても傷は残りそうだ。クソォ!!
「わかってねぇな。こういうのはな。背中を切るんだよ」
「流石ボス!!なんでも知ってますね」
とボスらしき人にナイフを渡す。
「オラァアア!」
シュッと切り裂く。
HP 56/84
「ウガァアアアアアアアア!!!!!!」
これはマジにヤベェかもしれない。下っ端の攻撃はまだ大丈夫かもしれないが。こいつの攻撃はヤベェ。続けられたら死ぬかもしれない。今すぐ回復しなければ。
HP 84/84
「おお!やっと使ったか。回復スキル!!」
まずいハメられたか。これが目的か?俺の自己回復を使わせてどれぐらい回復できるか確認するために。
「これがあの方が言っていたやつっすか」
と下っ端が言う。
「ああ。こいつは使えるらしい。だから調べてこいと言われたんだ」
あの方ってなんだ?支配人が言っていた奴か?
「だけどもっと拷問したくないか?」
と下っ端に問う。
「いいんすか?」
「その前に俺がまだやるぜ」
両頬に2発切り裂れる。
「ぐわぁあぁあああああああああぁぁぁぁあああああああ!!!!」
HP 64/84
その時俺は思い知った。奴隷というものを。
見てくれてありがとうございます。
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