時は金なり
時間をお金で買うという言葉を聞いたことがあるだろうか?例えば乾燥機付きの洗濯機を買えば乾燥させる時間を自由に使える。時間は有限だ。買うことで時間を大切にできると思うわけよ。だからこういう自己投資は大事だ。自己投資をすることで好きなことにより集中することができる。しかし金は減っていく。だから賢く金を使い、金を生み出す選択肢を増やしていくことでまた自己投資ができ、時間を有意義にできる。
これが俺が気づいた金の真理…。
注意:今のこれは本編とは全く関係ありません。
んな訳ねぇーだろ!!ってなにをしているのだ。俺は。まあ本編始まります。
「吹雪、止んだようですね」
「ええ。では行きましょうか」
俺たちは洞窟を出て、お屋敷に招待されるのだった。ちょっと心が躍っている。
「もう昼か…」
吹雪で太陽が見えなかったけど結構時間経ってるんだなー。腹が減ったかも。キノコ食べるか。
「もぐもぐ…」
やっぱいつまでも苦手だな。キノコ。やっぱ生で食うからだめなのかな…。焼いてみるか?
「どういう食べ方してるんですか?」
言っていなかったが防具をしているため、食べ物を防具の中に移動させて食べている。具体的にどうやっているかというと、防具の中に食べ物を取り込んで食べている。他の人から見ると急になくなっているように見える。
「考えて考えた末の結論です」
「防具を外せばいいのでは」
「その…。恥ずかしくてぇ。それにこれに愛着があってぇ、肌身離さずかぶっていたいんですぅ」
「は…はあ」
そう言っているものの、なにか理由があるのだろう。事情は聞かないでおこう。
「大丈夫です。通常営業です!」
なんだそのフォローの仕方。俺が変な奴だと思われるじゃないか。と思ったがなにも言えなかった。だって普通に通常営業だったからだ。つまり事実。故に言い返せない。無念のリタイア!!完敗です。
「なるほど…」
納得しなくていいです!!
「さ…さて行きましょうか…」
通常営業の俺を知られて、俺の顔…。赤いだろう。だがこの頭防具があるおかげで見えない。俺は無敵だ。
「照れているのですか?」
メフィは洞察力が優れているなぁ。ってバレてる!?
「照れてへんわー」
誤魔化すように言い返した。
「あれ?言い返すってことはそういうことですよね」
「悪魔ー!!」
「なにも感じませんね」
そっか悪魔だ。事実だから効かない。つまりこの心理戦、圧倒的に俺が不利!!
「ぷくー!!」
「あらあら…。多分、顔を膨らませているのでしょう。かわいいですね」
YES!YES!ということで負けが確定しました…。フィレンツェさんにも煽られた…。がく…。
「そうですぅ。事実です!!これでいいんですかぁ!満足ですかぁ!!」
「ふふふ…」
2人から笑われる。実に惨めである。誰か慰めてくれー。うえーーーん。
まあ楽しんでもらえてよかったよ。そう思いながら2人を眺めるのだった。
「お屋敷はどこにあるんですか?」
俺たちはそのお屋敷に向かって歩いていた。
「10分ほど歩いたところにあります」
「ほほう。じゃあすぐだ。すぅー」
と息を吸い…
「こなぁゆきぃーーー!!見てていいもんだぜ」
なにしろ雪を見るのは初ではないが見る機会があまりないため、少しうれしい気分になる。
「その反応!?雪はあまり見ないんですか?」
「はい。出身はラギでシャル育ちなんであまり雪を見る機会がないんですよね」
日本では神奈川の横浜で住んでいた。出稼ぎに行くと言って上京しようと思ったが途中で怖くなり横浜で稼ぐことにしたのだ。横浜にした理由は他にもあって…。それは好きな野球球団が横浜にあるからという理由だ。だがしかし箱根では雪が降るところはあるが横浜のようなところではあまり降らない。そのため経験があまりないということだ。
「ラギとシャル!?大都市じゃないですか!もしかしてすごい金持ちの方だったり…」
「いやいや、俺の場合はシャルの田舎のところで住んでいましたから…ラギはちょっとしかいなかったし…」
「まあ田舎って言ってもすごい心地の良いところで。みんなやさしくてほんとに助かりました」
「助かった?」
「はい。みんなのやさしさで折れかかった心が治ったんです」
「暖かいですね。どんなところか興味が出てきました」
「よかったら紹介しましょうか?旅行とかにどうですか?」
「ええ。お嬢様と行きたいですね」
やっぱりそのお嬢様の事を第一にしている。それほど大事な人なのだろう。愛されているのだろう。
「旅を開始してから2日目ですけどなんか寂しくなってくるんすよね」
「旅ってそういうものじゃないんですか?」
そうメフィが言うと…。
そういうものだな…。いつか帰りたくなり…戻ってくる。そういうものなんだな。
と思っていた。
「ああ」
素っ気なくなってしまった。メフィは帰れないんだろう。いつも寂しさを持っているのかもしれない。メフィに帰られる居場所を作ってあげよう。メフィが安心して楽しく帰れるそんな場所を俺が作れられたらいいな。でもまずは楽しくしてもらわないと…。
でもなどうやれば…。よし!聞いてみよう。
「メフィはなにか欲しいものとかない?」
「え?なんですか急に」
「プレゼントだよ。プレゼント。なにか欲しいものとかない?」
「お金は大丈夫なんですか?」
「ギクッ!!」
ダメージが…。
「じゃ…じゃあさ。なにかしてほしいこととかない?」
「してほしいことですか?」
「そうだよ。ほら…。例えば、俺がメフィに面白い話をするとか…」
「じゃあ。武器の扱いを教わりたいです」
「ふえ?」
驚きだった。
「武器の扱い?俺はうまくないよ」
「謙遜しなくていいです。だって武器の扱いが上手いのは事実なんですから」
「そうですよ。雪男を倒せるって相当、武器の扱いが上手いってことですよ」
フィレンツェさんにもそう言われた。
「いやー。俺は教わっただけだし…。それを教えるだけでいい?」
剣はお姉ちゃんこと、エリシャに教わったものである。
剣の扱い以外では師匠、師匠の飲み友である、ゴレムさんに度々教わった。ゴレムさんと師匠はあらゆる武器を教えてくれ、結果、俺は斧でも刀でも使えるオールラウンドな奴になった。それでも俺は武器の扱いを上手いとは思っていなかった。なぜなら俺はもっと強くなれると思っていたからだ。俺は上手いと天狗になればそこで終了。もっと向上をしたいため俺は上手いと思うことはやめた。
「はい」
「じゃあ時間があったときに教えるよ」
「ありがとうございます」
「かーね♪金♪カーネ♪」
俺は今、即興金ソングを歌っていた。
「お金はない。俺にはない。財布はいつだって寂しい。でも食べ物はおいしい。そんな俺は金が減ってく。飛んだ金はどこいったか分からねぇ」
「なんですか?それ」
「ああ。暇しているときに即興ソング作って歌うんすよ」
「それがこのお金ソングと…」
「いやー。韻を踏むこと考えました。ソングっていうよりラップ?って感じっす」
「欲が駄々洩れですね。まあ欲に忠実なのはいいことです。続きを聞かせてください」
結構好評だったり…
「うっす」
と返事をし、歌い始める。
「みんな、ワイワイ!でも俺、金バイバイ!金が逃げていく俺、シクシク。金が逃げて財布、苦しく。だけど俺、今楽しい。そんな俺、カッコイイ」
「かーね♪かーね♪金♪かーね…」
と歌った。でもいい暇つぶしにはなったかな。
そうこうしているうちにお屋敷に着いたようだった。
「このお屋敷に居るのはメイドとお嬢様です」
「あれ?両親はいないんですか?」
「早く親元から離れたかったらしくここに来ました」
「あー。なるほど。両親とは別居中てことね。理解」
「では入りましょう」
お屋敷に入っていく…。
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