79 今度は私がリズちゃんを励ます番です!
手から身体の中に温かい感覚が流れていく。少しづつ。ゆっくりと。
「リズちゃん、そろそろ目を覚まして下さいね。皆、心配していますよ。それに、早く元気になってくれないとフランが心配のしすぎでどうにかなってしまうかもしれません。」
手を握り話しかけながらゆっくりと、リズの身体に自分のエネルギーを流して行くリリー。
「私の事を沢山励ましてくれたこと覚えていますか?私、本当に嬉しかったんですよ。あ〜私なんかでも生きていていいんだって。私なんかって言ったら怒られましたっけ。
ふふっ。桜様の時もリズちゃんになってからも私達は助けられてばかりですね。いくら心は大人だと言っても、身体はまだこんなに小さいのに。どうしてこんな事に。。。」
泣きながら、リズに声をかけ続けながら、エネルギーをゆっくり送るリリー。
皆が少し休んではどうか?と声をかけても首をふるばかり。
決して手を離さないリリーちゃん。
何時間たっただろうか?
突然、リズの体が光り出した。
もう満タンになったよー!とでも言うように。
肩に手を置き、
「君も少し休んだ方がいい。」
と静かにアランが言うと、やっとリズの手を離したリリー。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
更に3日眠り続けやっと目を覚ましたリズ。
目が覚めても身体は気怠く、思うように起き上がる事も出来ない。
皆が代わる代わるリズの世話を焼きたがった。
因みにこちらは公爵領の公爵邸である。
フランに話を聞いてすぐに来てくれたアランとリリーはすぐ様、不思議な道を使い皆を公爵邸に連れてきてくれた。
なので、カイルやオリヴィアだけでなく、両親や兄2人にも盛大に心配をかけ、細々と世話をやかれているリズちゃん。
その間中、決して側を離れないフラン君。
側を離れるといつの間にか泣き出すフランを見て、フランが休めるのはリズの側だけだと周りが諦めたんです。
今日もお読みいただきありがとうございます☆
少しはリリーちゃんもリズちゃんに恩返し出来ましたでしょうか?!




