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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第4章 公爵邸から王都へ
76/88

76  なんか、もう、げんかいみたいです。

リズは限界を感じていた。


既に城に入って結構な時間が経っていると思う。


お腹も空いたし、疲れたし。


何だか皆叫んでいるけど何を言っているのか良く聞き取れないし。


☆人生山あり谷あり。色々あるけどここは踏ん張りどきって所が必ずあるからその時はお腹にしっかり力入れて地に足着けて一歩一歩少しづつでも進んで行けばいいの。

諦めたら絶対だめだよ〜。☆


不意に夫(前世の夫)が酔うと言っていた言葉が頭の中で流れる。


☆桜ちゃん、一緒に頑張って行こうね〜。☆


よく言ってたな‥‥。


涙が流れ、意識が次第にクリアになっていく。





目を開けると、フラン君が女と戦いながら何かを叫んでいる。


私は‥‥‥。


辺りを見回すと。


あぁ、そうだった。女に捕まって魔法陣の中に放り投げられたんだった。


リズは1人魔法陣の上に浮いている。


自分の防御壁のおかげでまだ、辛うじて無事だが、防御壁自体のエネルギーが魔法陣に吸い取られている。

防御壁が消えるのも時間の問題だ。


危ないと思うたんびに防御壁をかけていたので、強度がかなり上がっていたようだ。それでも、そろそろ限界か。


「リズちゃん、今助けるからね。」

フランが必死で叫ぶ。

自分もボロボロなのに。



「わたしのしんぱいばっかり。」



どうしたもんか?

魔法陣に浄化魔法をかけるはずだったのに。

捕まっちゃたんだな‥‥‥。

どうにか魔法陣を浄化出来ないものだろうか‥‥‥。


‥‥‥。

‥‥‥‥‥。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥。


要は浄化出来ればいいのよね。

外からか内からかの違いなんで、微々たるものよね。


リズは小さなお手々をぐっと握って覚悟を決める。




手を開き、前に突き出す。

手の平から浄化の光がキラキラと舞い防御壁の中に貯まっていく。防御壁の中はキラキラと光で満たされていく。

どんどん、どんどん、どんどん。

一杯になっても、そのままどんどんどんどん出し続けて行く。




〜〜〜パリーン〜〜〜




防御壁が粉々に砕けて、魔法陣へと降り注ぐ。


ゆっくりとしかし確実に。




「ぐぁぁぁ〜〜〜〜。」




突然、女が苦しみだした。


全身が痛くてたまらない、と言う様に悶える。


リズの体力、魔力が尽きるのが先か。


魔法陣が浄化されるのが先か。





お読みいただきありがとうございます☆リズちゃん頑張れ〜(^^)/

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