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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第4章 公爵邸から王都へ
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73 スール神の後悔


もう、何度目か分からない。


私が悪いのか。


何か間違っているのか。



願っているのに。

導いているのに。



彼らは争い。

破滅する。




その度に、心の清い者を助け。



導く。




皆が心穏やかに生きられる世界へと。



争いの無い平和な世界。



誰もが願い求める世界。



なのに何故彼らは平和に慣れ、当たり前と思い。

人を思いやる事を忘れ、己の利益を優先し。

他者を貶め。自分のみが優位に立とうとする。

他人を羨み、足るを知らず、無いものばかりを数え、奪い始める。




あぁ、また争いが。




あぁ、また戦争が。




どれだけ死に。

どれだけ破壊し。

どれだけの生物が消えれば満足するのか。




大陸ごと消し去り。

新たに作り。

導く。




リセット。




リセット。




リセット。




何度繰り返せば。




私が悪いのか?

何かが間違っているのか?




リセット。




リセット。




リセット。




何故あの笑顔で満足出来ないのか。





あぁ、疲れた。。。




(もういい。)



(もういいのよ。)




あぁ、そうだな。

もう、いい。

もう、いいのかもしれない。




✪✪✪✪✪✪✪✪




あまりの長い年月で、私は疲れていたのかもしれない。




余りに長い年月一人で居たため。




思わず聞こえた声にフラフラと。




気づいた時には遅かった。




せめて希望は残したかった。




私の中のなけなしの愛を集めて、

見つからない様に、少しの闇でコーティングして。

隠して。 

飛ばした。



人の世は駄目だ。

でも、さして遠くに飛ばす力もない。

願いを込めて。

あぁ、無事に愛は生き延びただろうか。。。



やつにくれてやる訳にはいかない。




私が信仰によって産まれた神ならば。





やつは慢心によって産まれた悪魔だ。









お読みいただきありがとうございます☆

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