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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第4章 公爵邸から王都へ
68/88

68 怖いけど離れてみたら攻撃されました。


ロープを一生懸命引っ張るリズ達。




エスポストア様に攻撃した後、またフランを懐柔しようと話しかけていた女は、魔法陣から出る黒いもやがリズの浄化によって押し戻され、防御壁のロープによる力技でズズズズズッと魔法陣の上から動き始めたエスポストア様を見て、始めてフラン以外の者達を認識した様だ。





目がみるみる内につり上がっていき、黒い髪が踊りだし爪がのょきりと伸びてきた。





皆が驚いていると、更に。




メキメキメキっと音がして、背中に黒い羽が生えてきた。







そしてバサリと羽を震わせ飛び上がり、リズに攻撃。

フランはとっさに手を伸ばすが女には届かなかった。





「リズちゃん避けてっ!」

フランが叫ぶ。




リズは慌てて伸び縮みする防御壁を足元に出し、その反動で攻撃を避ける。ひゃ〜。思わず情けない声が出る。






爪でえぐろうとして来る動きを避け、




ひゃ〜。




蹴りをさけ。




ひゃ〜。





避けられた反動でくるりと回転した女は更に回転を利用して回し蹴りを繰り出す。




うぉ〜〜。




小さな体でビヨンビヨンと逃げ回るリズ。

さながら、トランポリンをしているちびっ子である。




何度目かの攻撃を避けた所で、フランがリズの元へとやって来た。

フランはリズを確保すると、すぐさま女の攻撃範囲から後退する。




「こっ、怖かった〜。」

涙目のリズである。




その隙を逃さずカイルが剣で斬りかかり、合間にオリヴィアが魔法を放つ。




女の意識が戦いに向いた事により、圧から解放されたパキフィツム公爵家の者とビバーナム公爵家の者も後方より援護してくる。


 


女は攻撃を躱し、蹴り返し、返せず吹っ飛んだ足を見て、

「クククククッ!」と笑い。

足をニョキりと生やした。





リズはフランを見上げ、小さな自分の手を見る。皆が女の気を反らしている内にと思い小さな拳をぐっと握りしめる。


怖いけど‥。

怖いけど‥。


魔法陣とエスポストア様の繋がりを断つべく魔法陣とエスポストア様の間に向って浄化魔法を放つ。

何によって、エスポストア様が囚われているのか全く分からないけど、とにかく手当たり次第放つ。




「えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!えいっ!」




ピカッ、ピカッ、ピカッピカッ!




と、反応があり、





エスポストア様と魔法陣の繋がりが切れた。




魔法陣の光が弱くなり。




エスポストア様はしゅるしゅると小さくなり大木が小さな木になってしまった。




エスポストア様に抱えられ守られていた者は支えきれずに、その場にドサリと倒れた。





「陛下っ!」

「王妃様っ!」

皆が倒れた者を見て驚き叫ぶ。





なんと捉えられ今にも呑み込まれそうになっていてのは、この国の王と王妃であった。





そして、もう一人。




黒髪の‥‥‥体格からして男性か??




誰‥‥‥‥???





お読みいただきありがとうございます☆

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