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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第4章 公爵邸から王都へ
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67 怖いけど離れてみる。

 

 リズは考える。

 エスポストア様は先程こちらを見た気がしたけど、声を出す元気も無いみたい‥‥‥。

 先ずは何とかエスポストア様をあの魔法陣から引き剥がしたい。




 どうしたら?

 何かないかな?

 今フラン君から離れたら、フラン君がこの女に取り込まれそうな気がするし。

 エスポストア様も余り時間が無い気がする。




 でも、一か八かやるしかない!?




 リズは自分とフランを別々の防御壁で覆い直し。

 フランと離れる。




 皆の所の防御壁はパワーが落ちるがそこは、オリヴィアに頑張って貰うことにした。

 オリヴィアはリズの意図までは分からなくとも、自分達の防御壁の強度は増し増しに即座にしてくれた。

 あちらは、お祖母様に任せておけば大丈夫。




 リズが離れた事で女は嬉しそうにフランに手を伸ばす。

 その手はもちろんリズの防御壁によって弾かれる。




 バチッ。




 手を伸ばす。




 バチッ。




 手を伸ばす。




 バチッ。




 その間にリズは自分用の防御壁をボール型にして、コロコロと回転させて進んで行く。

 自分で歩くより余程早い。




 ちっともフランを掴めない女は、イライラとして周りにもやを飛ばし始めた。




 マズイ、エスポストア様には防御壁が無い。




 エスポストア様は大き過ぎて、今のリズでは全てを覆う事は出来ない。

 防御壁をもやの軌道を読んで出現させるも、全てをカバーしきれずにエスポストア様に当ってしまう。




「うぐっ。」

 とエスポストア様が苦しむ。

 大木の根の部分が少し魔法陣に飲まれてしまう。




 エスポストア様の近くに到着したリズはエスポストア様を浄化の光で包みつつ、ロープ型にした防御壁をエスポストア様に巻き付け引っ張る。

 カイルやオリヴィアも来て、一緒に引いてくれる。




 リズの浄化の光と魔法陣から出る黒いもやもやがバチバチと反発する。








お読みいただきありがとうございます☆

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