表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第3章 改めまして山本桜です。
53/88

53 そろそろ私達は当初の目的通りに。

皆が考え込む中、自分も一頻り思考の中に潜っていたオリヴィアが意識を浮上させて言う。




「これ以上は考え込んでも埒が明かないし、龍族の方も沢山避難してきてこちらも忙しくなって来た事ですし、ここらで私達は当初の目的通り領地に向かおうと思うのだけどどうかしら?」




「そうですね。お義父様とレオン様のご様子も気になりますし。」




「おじいさまとおとうさまだいじょうぶかしら??」

心配になってユリースお母様に問いかけるリズ。



「あらっリズ。お義父様もレオン様もお強いのよ。」




へーっ、そうなんだ。と思いつつ

「いつ、こうしゃくりょうにむかいますか?」




「明日の朝一番に。皆準備を頼むわ。」



「「「はっ!!!」」」




護衛の騎士達がそろって敬礼をする。




「まあ~皆様、明日にはもう行ってしまわれるのね。

今晩はお別れのご馳走を作らなくっちゃ。手伝ってねフラン。」

張り切って告げるリリーに。



「かしこまりました。リリー様。」

苦笑気味に答えるフラン君。




皆も出発の準備の為、各々部屋へ引き上げて行く。

リズは母のユリースと手を繋ぎ部屋へニコニコと歩く。




アラン邸に滞在中は自分たちの事は自分たちでしている。

急いでいたし領地に着けば沢山の使用人が居るので王都の使用人は連れて来ていない。それでも問題無いはずだった。

突然の襲撃で急遽アラン邸に避難させて貰い、護衛の観点からも皆でなるべくまとまって居る方が安全な為、極力皆で同じ部屋で過ごす。朝、おはようから夜のおやすみまで子供たちは母親と一緒。反対側のベッドにはルイーズも居る。初めての事に子供たちは大はしゃぎだ。

ただ、大人もこの状況を皆で楽しんでいる。

家族と言えども、ユリースは公爵夫人。

何かと忙しく幼い子供たちとこんなにべったりと一緒に居られた事は無かった。今は目の届く範囲に子供たちが居て、お世話も自分かルイーズが行う。

上の息子達はお世話をされるのが当たり前だったので、靴下一つ自分では履けなかったのにあっという間に服を全て一人で着られるようになってしまった。

そうした子供の成長をまじかで見られた事にユリースはとても感激していた。

そうした日々も今日でお終い。




寂しい気分で部屋に引き上げたユリースに

「かあさま~。」

と、甘えてくるリズ。




いつもは寂しくなると、すかさずフランが抱き上げるかミニ龍になってリズに抱っこされるので、リズは寂しさを感じる暇もない。

だがリリーのお手伝いに行ってフランが居ない夕食前のこの時間は、リズの甘えん坊さんタイムなのである。

一歳なのにしっかりした内容を話し出したかと思えば、突然体が5歳児並みになってしまい困惑するも、この時だけは母子の貴重な時間。



「まあまあ、甘えんぼさんですね。」

ユリースは嬉しそうにリズを抱き上げソファに座る。

気付いた兄達も「ずるい~」と駆け寄って来てサイドから二人に抱き着き思う存分母に甘えてくる。

ユリースが「リア、マチス、リズ。大好きよ。」と三人をぎゅっと抱きしめると子供たちは楽しそうに笑いながら更に抱き着いてくる。

  



ユリースは楽しそうな子供たちの顔を見ながら、これまで以上に子供との時間を大切にしなくちゃっと思うのだった。










今日もお読みいただきありがとうございます☆

ここからお話を一気に進めて行きたいと思っています。

(と言うかいつも思ってはいるのですが、皆が自由に動き回るのでお話が進まないのです。。。)

少し書く事に集中して、お話がある程度書けてから投稿再会したいと思います。

しばしお待ち頂けると嬉しいです。(*- -)(*_ _)ペコリ


いつもお読み下さりありがとうございます。

リズがきっとこれから頑張ります!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ