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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第3章 改めまして山本桜です。
51/88

51 黒い霧

 龍族の郷と言っても今までは三人しか居なかったわけだが、今日一気に賑やかになった。

 昔は郷にも沢山の人々が住まい賑わっていたそうだが、人族も龍族も若者は都会に出たがるのは同じで段々と住まう人は減り現在の形に落ち着いていた。

 それでもここは龍族にとっては特別な場所である。



 郷の中では護衛などは必要ないので、護衛騎士の者はひたすらアランにしごかれる日々。

 リズの兄2人も、剣や魔法の訓練の日々。



 女性陣は懐かしい日々を取り戻すべく、信仰を深め。

リズはフランに甘やかされつつ、防御魔法を磨く日々。

とは言っても、こちらに急遽避難してきてまだ一月も経ってはいない。

それなのに、王都の治安は一気に悪化し原因不明の霧によって視界が悪く人々の精神を蝕んでいる様子。



 オリヴィアは屋敷の皆が心配なので、今度は単身王都に向かうと言い始めた。

「話に聞いた黒い霧と言うのも気になるし、何より治安の悪化が気になる所よね。カイル様もレオンんも居るし他家の方々と協力してきっと対処はしているでしょうけど。

それにしては不自然な程に庶民の暮らしが荒れている。。。

魔法省の方から呼び出しがかかってるかもしれないし。。。

何だか落ち着かないわ。」

言いつつ考え込むオリヴィア。



リズもつられて考え込む。

ハッとした表情になり、

「あのっおばあさま、くろいきりというか、くろいモヤモヤなんですけど。

わたしがうまれたときにはもう、よくみんなにくっついていましたよ。」



「えっっっ。。。」



 目を大きく見開き、フリーズするオリヴィアお祖母様。



「リズには黒い霧が見えていたのか?」

アラン様が問いかける。



「はい。はじめにきがついたのは、おかあさまについていて。

くろいモヤモヤがついていると、とてもぐあいがわるそうで、よくてでおいはらってました。  

ペシぺシすると、にげたりきえたりします。

やしきのみんなにも、よくついてて、ぺシぺシしてました。」

 得意げに言うリズ。



「そう言えば私は産後体調が悪く、初めリズはルイーズに任せて部屋を分けていたけど、あまりにリズが泣くので同室にしたらどんどん体調が回復して。

リズを抱っこすると疲れや痛みが取れるって屋敷で噂になってたわね。」



 フリーズしていたオリヴィアが復活してきて。

「リズそれが何だかわかる??

どうしてそれが体調不良の原因だと思ったのかしら?」



「ん~??

わたしは【いんのき】ってよんでたんですけど。

 さくらだったせかいのかんがえかたで、2つのあいはんするせいしつをもつ【き】。

 ほんとはもっとこまかいんですけど、おおまかに、いいものあかるいものを【よう】 わるいものくらいものを【いん】とよんでます。

 で、くろいモヤモヤは、いかにもわるそうだったので【いんのき】です。


 ひとについてると、つかれやすかったり、イライラしたり。

ろうかにあると、なにもないのにころんだり、けがしたりしやすくなります。

 たぶん、それがひろがって、みんなイライラしてるんじゃないでしょうか?」



「それが原因だとして、なぜ王都だけなのかしら。。。。」



 オリヴィアの呟きに皆が考え込む。




今日もお読みいただきありがとうございます☆

ゆるりゆるりの投稿にお付き合い頂きありがとうございます。

気付いたら51話でした。パチパチパチ☆(^^♪

のんびりとですが、頑張って行きたいと思います。

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