48 誰も聞いたことないようですね。
「王家が執り行う神事など聞いた事が無いが??」
首をかしげるアラン。
「私も聞いた事が無いわね。」
考え込むオリヴィア。
「カイル様なら何かご存じかもしれないけれど。
連絡が取れないし。
王族が信心深いなんて話聞いた事が無いんだけれど。」
「ふむ。そう言えば以前は王家が各領地を回る習わしが有った様な。。。
最近はとんと聞かんな。。。」
「各地を回っていたなら、領地の使用人の方が何か知って居るかもしれないわね。」またもや考え込むオリヴィア。
「あにょおじいちゃまはだれでしゅか?」
私は、アランさまとリリーちゃんに向けて聞いてみる。
「ポストア様は私の祖父の知り合いで、時々ああして訪ねて来てくださるのです。お年なので体は思うように動かないそうなのですが。
祖父亡き今、もう一人の祖父の様な存在なのです。」
少し悲しそうに答えてくれたリリーちゃん。
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これからどうすべきか、考えていても答えは分からないので、各自出来る事をすることにした。
オリヴィアお祖母様は領地に向かう。
一人の方が襲われても何とでもなるそうです。(流石オリヴィアお祖母様。)
アラン様は外の様子を確認しに。
龍族は群れる事を基本好まないけれど、人に紛れて生活しているもの好きな者や家族単位で人から離れて暮らしている者など、あちこちに居るのだそうで。
龍族のリーダーであるアラン様が呼べば来るのだそうですが、敵の情報が何も無い状態なので目立たぬ様にひっそりと行動したいのだそうです。
(流石リーダーアラン様。)
と言うことで、残りのメンバーは足手まといにならない様にアラン邸にて待機。
オリヴィアお祖母様とアラン様が帰って来るまで、女性陣は子供たちに魔法のレクチャーを。
そして護衛の六人にはフラン君が指導するようです。
(あら、フラン君は剣まで使えるようですね!)
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