42 リズ呼びで統一して欲しい桜。
読みにくいかと思いますので、リズ(桜)の話している箇所は飛ばしてフラン君の所だけ読んんでもらえれば話は通じると思います。m(__)m
「はいっ!」
びしっと手を上げる桜。
「みんにゃがしゃくりゃとよぶちょややこしいのでこれきゃらわリズよびでおねぎゃいしましゅう。ときゅにちいしゃなあにわきっとこんりゃんしゅりゅとおもうにょで!」
(皆が桜と呼ぶとややこしいので、これからはリズ呼びでお願いします。特に小さな兄2人は混乱すると思うので!)
「「「確かにそうかも!!」」
幼い兄弟を見ると2人は緊張の糸が切れたのかお互いにもたれ合って眠ってしまっていた。
「え~桜ちゃんはどんな姿になっても桜ちゃんなのにな~。」不満そうなフラン。
「いみゃはリズにゃにょ!」
(今はリズなのっ!)
「ふむ、そうだな、その方が良いだろう。」
アランの一声でリズ呼びに統一される事となった。
「リズは何と??」オリヴィアがりりーに問いかける。
「桜ちゃん呼びだと兄弟が混乱するだろうから、リズ呼びに統一して欲しいそうです。」オリヴィアを見つめ微笑みながら答えるリリー。
オリヴィアも嬉しそうだ。
そんな中、申し訳なさそうにユリースが「あの、質問を宜しいでしょうか?」
リリーを見つめて問う。
「はい、何でしょうか?」
ユリースを見つめて恥ずかしそうに微笑むリリー。
「リリアンヌ様は何故エネルギーなるものが弱くなってしまったのですか?」
「ここで言うエネルギーとは生きて行くための前向きな気持ちも含めての活力。
生きて行くためには体が健康である事はもちろん、精神の健康も欠かせない。愛され認められ必要とされる事で自分はここに居ても良いと、ここに居たいと思える様になる。そうすることで日々健やかに過ごせる。逆に無視され罵倒され不必要であるとされる事で健康は損なわれ精神は崩壊する。
エネルギーは自ずと失われていく。」
「ああ。」また、悲しそうに考え込んでしまうユリース。
リズが話し出す。
「いりょいりょにゃこちょがかさにゃってしまちゃのにぇ。そみょそみょりりーちゃんだちゃたみゃしいぎゃこびょれおちちぇリリアンヌちゃんちょしちぇうみゃれちゃけれぢょ、おしゃにゃいにゃがりゃにどこきゃじびゅんにょいばしょぎゃにゃいようにゃここりょかりゃあんしんでくりゅばしょぎゃにゃいきがしちぇふあんがわいちぇくりゅ。でみょもやもやぎゃにゃにきゃもわかりゃない。そんなようしょをかかえにゃがりゃみょおしゃないこりょはよかちゃにょ。りょうしんみょしょばにぃいちぇあいじょうをかんじぃりゃりぇらしたのしいちょかんじりゅかんきょうだちゃかりゃ。
でみょおおたいしにょこんやくちゃにえらばれちゃこちょによりりょうしんみょしごちょがいそがしきゅなりりりあんにゅちゃんがしっかりぃしちぇいたこちょもありぃかまわれなきゅなっちぇしまっちゃ。そしぃちぇさみしちょおもいながりょもりりあんにゅちゃんわがみゃんしゅりゅこちょをえりゃんでしまっちゃ。」
まじめな顔で話すリズに困惑した表情の公爵家の面々。
「では僕が。」
話し出すフラン。
「色々な事が少しずつ重なってしまった。
そもそもリリー様だった魂がこぼれ落ちてリリアンヌ様として産まれたけれど、元がリリー様なので幼いながらにここが自分の居場所ではない様な心から安心できる場所が他にある気がして不安が沸いてくる。でもその不安が何なのかは幼くて分からない。それでも幼い頃はまだよかったのです。両親も側にいて愛情を感じられ楽しいと感じられる毎日だったから。
でも、王太子の婚約者に選ばれた事により両親は仕事が忙しくなり始めリリアンヌ様がしっかりしていた事もあり構われなくなってしまった。寂しいと思いながらもリリアンヌ様は自分が我慢することを選んでしまった。」
だそうです。
またリズが話し出す。
「しょれでみょおうちゃいしちょりょうきょうにゃかんけいぎゃきじゅけちゃなりゃまだよかちゃでしょう。でみょ、みなしゃみゃみょごじょんじにょちょうりじゃんにぇんおこちゃみゃわぎゃまみゃおうじ。じびゅんよりゆうしゅうにゃこんにゃくしゃをこちょばでおちょしめりゅこちょでゆうえちゅかんをおびょえりゅ。でみょ、みゅじゅかしいこちょわじびゅんではしちゃくにゃい。どりょくわしちゃくにゃい。すきにゃこにまけてりゅれちょうかんをばちょうしゅりゅこちょでこみゃかしちぇきたけっきゃ。きりゃわりぇ。
きりゃわれりゅことわあたりみゃえにゃにょに、しょにょこちょみょうけいりぇりゃりぇにゃい。
しょんにゃあいちぇちょにゃにゃぎゃきゅいちゃこちょでリリアんにゅちゃんのしぇいしぃんはじわじわとけじゅりゃりぇてしまちゃ。」
皆がフランを見る。
「それでも王太子と良好な関係が築けたならまだ良かったのでしょう。
でも、皆もご存じの通り残念お子ちゃま我儘王子だった。自分より優秀な婚約者を言葉で貶める事で優越感を覚える、難しい事は自分ではしたくない。努力もしたくない。
好きな子に負けている劣等感をリリアンヌ様を罵倒することでごまかしてきた結果嫌われる。
嫌われて当たり前なのに、そのことも受け入れられない。
そんな相手と長く居たことでリリアンヌ様の精神はジワジワと削られてしまった。」
「こりぇりゃがわたしぎゃリリアンヌちゃんにょにゃかにはいっちぇどうちょうしちゃきおく。そりぇかりリリアンヌちゃんにぃじびゅんにょすばりゃししゃをしっちぇもりゃうためにぃはにゃしをし、はげみゃし、ときにわしったししんりゃいかんけいをちゅくっていっちゃ。じかんわしゅこししかなかっちゃけれでょ、そりぇでもリリアンヌちゃんわどりょくしちぇにぶんにょきもちをまわりにちゅたえはじめちゃ。おともだちもできちぇきちぇすこしじゅちゅげんじてゅがうごきはじめちぇいた。
しょんにゃにゃかおうけきゃりゃにょよびだしぃ。みなにょまえでにょおうちゃいしからにょばちょう。にゃんとかしゃしゃえりゃれていたリリアンヌちゃんのしぇいしんわそこでくじゅりぇてしまちゃ。
あそぢぇおこれりゅくりゃいのせいしんりょくにょかいひゅくがせきちぇいちゃりゃのりきれちゃかもしれにゃいけれど、じかんぎゃたりにゃかった。
けしてリリアンヌちゃんのどりょくがたりなかったわけでわないの。
ながいじかんをかけてきずつけられたたましいはかいふくするのにばいのじかんをゆうするということだとおもう。」
長く話したリズはフランにぐったりと寄りかかる。
「リズちゃん大丈夫??」
「だいじょうぶよ。」
心配しつつ、話始めるフラン。
「それが私がリリアンヌ様の中に入って同調した記憶。
それから本人に自分の素晴らしさを知って貰うべく話をし、励まし、時には叱咤し信頼関係を作っていった。時間は少ししか無かったけれどリリアンヌ様は努力して自分の気持ちを周りに伝え始めた。お友達も出来てきて少しずつ現実が動き始めていた。そんな中での王家からの呼び出し。
皆の前での王太子からの罵倒。
何とか支えられ保たれていたリリアンヌ様の精神はそこで崩れてしまった。
あそこで怒れるくらい回復出来ていたら乗り切れたかもしれないけど。。。
時間が足りなかった。決してリリアンヌ様の努力が足りなかった訳ではない。
長い時間をかけて傷つけられた魂は回復するのに倍の時間を有すると言う事だと思う。」
「そう言った訳でリリアンヌ様のエネルギーは一気に枯渇状態になってしまい意識不明。生命の維持も危ぶまれる状態になってしまいました。」とフランが話を締めくくる。
今日もお読みいただきありがとうございます☆




