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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第2章 小さくなっていた。
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29 お別れは突然に!


少し落ち着いてきたフランにホッとするも、これからもう一つ大切な事を伝えなければならない桜。





どうしようかと、キョロキョロしていると。

意図を察したリリーが桜を自分の腕に抱きかかえてくれた。





「フラン君、良かったね。これで元通りだね!

また、皆で暮らせるね!」





「はいっ!!!

帰ったらお祝いしなくっちゃ。桜ちゃんの好きなお菓子も僕、沢山作るから楽しみにしててね♪」

嬉しそうに満面の笑みを浮かべるフラン。




「お祝い!いいわね!

私は参加出来ないけど、私の分も楽しんでね♪」

精一杯元気に振る舞う桜。





「えっ、桜ちゃんも参加していいんだよ!皆でやろよ!」

不思議そうなフラン。





「リリーちゃんも無事だったし、私も私の元居た場所に戻らなくちゃ!

短い間だったけど、お世話になりました。リリアンヌちゃんもリリーちゃんもアラン様もフラン君も。

ありがとうございました。」

ペコリと頭を下げる桜。





「私こそ、私の変わりにリリアンヌとして罵倒されたり意地悪されたり沢山嫌な目に合わせてしまったし。そもそも突然の知らない世界で……

なのに、いつも私を励ましてくれて、リリアンヌちゃんはどうしたいって聞いてくれて。私、リリアンヌだった間、始めてだったんです。自分がどうしたいかなんて考えた事もなくて、誰も私自身には興味無くて………。

いつも私の居場所が無い気がしていて。

辛くて寂しくて。

桜様はいつも私に思ったことを言って大丈夫って!自分のしたいことをして大丈夫って!言ってくれて。それで。。。


もっと、沢山、桜様とお話ししたかったです。」

泣き出すリリー。




桜も泣きながら

「私ももっと、もっと、皆と話せたら良かったな。

リリーちゃんはもう、大丈夫ね。アラン様もフラン君も居るものね。

貴方の事を求めて大切にしてくれる人が!

どうか、これからも自分を大切に。自分の大切な人を大切に。幸せにね。」





桜を泣きながら抱き締めるリリー。

いつまでも泣き止みそうにないリリーから抜け出して、





「フラン君とも、もっと沢山お話ししたかったね。

お料理も一緒にしてみたかったな、。。

美味しい御飯にお菓子もありがとう。

これからもどうか、幸せにね。」

小さな手であえて、フランのほっぺをぷにぷにしながら言う桜。

そして、優しく頭を撫でる。

この優しい竜の少年が幸せに過ごせます様に!と、願いを込めて。





泣くリリーを優しく支えるアラン。

アランに向き直り。





「アラン様。

沢山お世話になりました。

リリーちゃんを助ける事で、私の事も助けてくれてありがとう。

どうか、リリーちゃんとフラン君の事よろしくお願いしますね。」

泣きながらニッコリ微笑む桜。





「桜…………。

こちらこそ、リリーが世話になった。

桜が居なければきっと助けられなかった。心から感謝する。」

アランの目からも一筋の涙が。。。





微笑みながらアランに頷き。

メテオール神を見る桜。





「別れはすんだかな?異世界の魂よ!」





「はい。思い残すこと、無い訳じゃないけれど切りが無いので!

皆、本当にありがとう。どうか、幸せな人生を!!!」





「ではっ!手をあわせて。目を閉じるがよい。」





「はいっ。」

桜は最後にフラン、アラン、そしてリリーを見てから手をあわせて。目を閉じる。





「此度の働き感謝する。異世界の勇敢な魂よ。さらばじゃ!」

メテオール神の光が桜を包み込み。

桜は光の玉となりサンリンドンの空へと消えて行った。





その光の玉に向かって、





「桜の事、気に入ったから今度僕、遊びに行くね~!またね~桜~!」

とスール神が声を掛けたのが、

光の玉の中の桜に聞こえたかな?
















これにて、完結とさせて頂きます。

お話に盛り込めず、そっちはどうなってるの?って事が沢山有る気がしていますが…。

一先ず桜様とリリーちゃんが無事で良かった!!

初投稿で、先ずは短編を!って思ってたはずなのに、何故か皆が元気過ぎてお話が止まらなくなってしまいましたw

何人か読んでくれたら嬉しいなって思っていたら、思ってたよりも沢山の方に読んで頂けてとっても嬉しかったです。

お読み下さりありがとうございました。

また、お会い出来たら嬉しいです( *´艸)


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