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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第2章 小さくなっていた。
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27 フランの絶望



泣いてる場合じゃない。





涙をぐいっと腕で拭って。





フランはまた、リリアンヌの胸元にアランが置いていってくれた光の玉のエネルギーを注ぎ込む。






それからどうしたんだっけ……。




そうそう、それからリリー様を探しながらリリー様の居ない日常にやっと慣れて来た頃、

ある日アラン様が人間の町にリリー様を感じるって言って、アラン様が人間の町に行くって言うのでお願いして付いて行った。


そこは大きなお城みたいなお屋敷で、確かに紫の髪に紫の瞳の赤ちゃんからリリー様のエネルギーを僕も感じた。

その赤ちゃんの両親なのかな?沢山愛情を注がれているように見えた。

アラン様はそれを見て、何も言わずに僕を連れて家に帰って来た。

僕はてっきり、人間に生まれ変わったリリー様を連れて帰って来るものだと思っていたからとても驚いた。

アラン様に何故って聞きたかったけど、アラン様はとても難しい顔をして考え込んでいて聞けなかった。


10日程して、アラン様がリリー様のエネルギーが何時も感じている物と人間になった物と2ヵ所に感じるって説明してくれた。

人間の寿命は短いから生まれ変わったリリー様が幸せなら次に生まれ変わるか、せめて大人になるまで待とうと思うって。

幸せな時間を過ごしているなら良いだろうって。

なのに、段々人間の幸せなはずのリリー様のエネルギーは弱って行った。

1度プツッとエネルギーが途切れてギョッとして、持ち直したけど心配でアラン様と人間の町に行った、そしたらぐったりして今にも消えてしまいそうなリリー様が屋敷に運び込まれた所だった。

その時にアラン様がリリー様の魂がどうもとても傷付いて、更にややこしい事になってるみたいだって気がついて。

このまま放っておくと不味い事になりそうだって事で。

一応リリー様の人間としての両親に説明して協力して貰おうとしたんだけど、門前払いで会っても貰えなくて。

どんどんリリー様のエネルギーが弱っていってて、もう仕方無いってリリー様の人間の身体を家に連れて帰ってきた。

リリー様の魂はもう消えて仕舞いそうで、でもその傷付いた魂にエネルギーを注ぎ込むもう一つの魂がリリー様の中で頑張ってる事にアラン様が気がついたんだ。


あーそうだった。

そこから、桜ちゃんが飛び出して来て。

リリー様もエネルギー体として実体化して喜んだけど、リリー様の時の記憶はなくって。

でも、少しづつ解決に向かって行ってる様な気がしてる。

そう、思わないと気持ちが持たない。

アラン様が置いていってくれたエネルギーの光の玉も残りが少なくって。

僕のエネルギーじゃリリー様には注げ無いから、無くなっちゃったらどうしよう…

なんて、不安に思ってたら。





リリアンヌとしての身体が眩しくて目が開けられない位光って。





思わず目を瞑って。





慌てて確認した時にはリリアンヌの体は、

どんどん光になってアラン様達が向かった方角に飛んで行ってしまった。






「えっ、あっっ、嘘ッだろ。

えっ、何で、えっ、身体が。

あっ、また、まただ。

また、リリー様が。。。

あーーーーーーーーー。」






フランの呟きは徐々に絶叫に変わり。





フランを絶望が包み込んだ。






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