表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第2章 小さくなっていた。
23/88

23 輝く繭


気が付くと3人は大きな泉の前に立っていた。





泉の中心には木。

大きな大きな木が。

木からウネウネと手が生え水の中に沢山伸びている。

そして、木の手が抱えこむように中心に何かを抱えていた。





白く輝く繭の中には1人の女性。





意思の強さを感じさせる目元にスッと通った鼻。

眠っていても頬はピンクに色づき、形の良い唇は健康そうに赤味を帯びている。

そして美しい紫の髪が長く波打っている。






高貴で神秘的な中に知性を感じさせる。

まさにタンザナイトの様な誇り高き人が眠っていた。





「あぁリリー。」

その女性を見るなり、アランは呟き木の中心へと呼び寄せられるように進む。





アランは手を伸ばしリリーに触れようとするが、白い繭に弾かれる。





アランの抱えるスリングの中から、リリアンヌは不思議そうにリリーを見つめる。





「何だか懐かしい気持ちがします。」





「ふむ。それはそうだろう。本来ならソナタはリリーの中に在るべき存在なのだから。

リリーとソナタは一つで在るべき者。

一つだった者だ。」





「一つで在るべき者。。。。。

一つだった者。。。。。」






リリアンヌがそう呟くと。





突然繭が輝きを増し、





眩しさに3人が目を閉じる。





だんだんと光は収まり。





次に視界が戻った時にはリリアンヌはまたしても消えていた。





「えっリリアンヌちゃん?」





驚きリリアンヌを探す桜。





その時驚き固まるアランに気づく。





「大丈夫?アラン様???」






「あぁリリー…………。」






「やっと、やっと、会えた。」





そう言って涙を流すアラン。






不思議に思いアランの視線の先に目を向けると。





うっすらと輝く繭の中で目覚めたリリーがまた、アランを見つめて涙を流していた。






「あぁアラン…………。」






リリーに触れようとするアランだか、やはり繭に弾かれる。





繭越しに手を合わせる2人。

悲しそうなアランとリリー。





そんな2人に、





「いつまでも邪魔するんじゃなーい!」

と怒った桜が自分から繭に触れエネルギーを注ぎ込む。






すると輝く繭は突如、砕け散った。






「あーぁ、壊しちゃった!」





突然空から子供の声がした。





驚きつつ、リリーを庇うアラン。






アランのスリングに引っ込み目だけで覗く桜。










3人の前に現れたのは小さな男の子だった。






















お読み下さりありがとうございます。




なかなか長めの文が書けなくて申し訳ありません。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ