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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第2章 小さくなっていた。
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⑳フルフル可愛いリリアンヌと違う意味でフルフルするアラン様。


肩の辺りを揺すられ呼ばれる。




「………さま。……くらさま。さくらさま。」





眠いなぁ~と思いながらも目を覚ますと、小さなリリアンヌちゃんが一生懸命に桜をを起こしていた。





桜はにっこりして「おはよう。」と声をかける。





ほっとしたように「おはようございます。桜様。」とリリアンヌ。





「ふむ。起きたか。くぁ~~~!」





足元の方から声がして見ると、そこには白銀の小さき竜が欠伸をしていた。




西洋のドラゴンと言った風ではなく、

日本風のザ、竜。

そこから、アランの声がして来て不思議そうなリリアンヌ。





「あっ、アラン様!おはようございます。」




「えっ、アラン様……?!おっおはようございます!?」





「あぁおはよう。リリー、桜。」

嬉しそうなアラン。




竜=アランと言うことが今一ピント来ない様子のリリアンヌ。

そこで桜はお願いしてみる。





「アラン様、今、人の姿に戻る事は可能ですか?アラン様が竜から人の姿になるところを見たらリリアンヌちゃんにも、どちらの姿もアラン様だと分かると思うのですけれど……?」




「ふむ。ではすぐに!」





「あっ!服を着た姿でお願いしますね!」





「ふむ。了解した。」




不思議そうに話を聞くリリアンヌ。





アランが光だし、昨日と同じ人の姿へと変化する。





「あっ、本当にアラン様……。」

驚くリリアンヌ。





昨日の説明は聞いていても、実際に見ると驚くようだ。





そこに、ノックの音。





そして、フランが入ってくる。





「おはようございま~す皆様。

必要はないでしょうけど、習慣として洗いたいかなぁ~?と思いましてお持ちしました~!」





フランがワゴンに用意してきてくれたのは、洗顔用のぬるま湯とうがい用のお水。





「「ありがとう!!」」

桜とリリアンヌは嬉しくなってワゴンまで行く。

(因みに、行くと言っても小さくエネルギー体の2人は空中をフヨフヨと浮かんで進んで行く。)





パシャパシャと顔を洗う。

タオルでフキフキして、

うがい用の水の入ったコップを両手で持ち、水を口に含み。

クチュクチュ、ペッ!としたつもりが、体が小さくて思うように出来ず、口からダバーとこぼれてしまう2人。





「あれっ……。」





もう一度トライする。も。

クチュクチュ、ダバー……。

クチュクチュ、ダバー……。

結局顔も服もワゴンも水浸しに……。





「ありゃりゃ。大丈夫?2人とも。」

と、苦笑しながらフランがタオルで桜の顔を拭いてくれる。





隣を見るとアランが嬉しそうに、リリアンヌの顔をタオルで拭いてあげていた。





そして、2人の服はアランが魔法でサクッと乾かしてくれた。





真っ赤になりながら

「あっあのっ、ありがとうございます。アラン様。」と、

恥ずかしさにフルフルしながらお礼を言うリリアンヌ。





「くっっっ。リリーが可愛すぎるっっ。」

と、違う意味でフルフルするアラン。





幸せそうなアランをみて、ホッとした表情を浮かべるフラン。





それらを見て桜は、リリアンヌちゃんは2人にとって必要な人で、ここにはリリアンヌちゃんの居場所がちゃんと有るんだと感じて嬉しくなっていた。ニマニマ。







お読み下さりありがとうございます。




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