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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第2章 小さくなっていた。
18/88

⑱神の泉


「神の泉に飲み込まれた………。」




神の泉って何~とか、飲み込まれたってどういう事~とか色々思うのだが、理解が追い付かず言葉にはならない桜。





「言い伝えによりますと、神の泉は神界の門とは別に神界とその他の世界を繋ぐと言われています。

ですので突然現れてリリー様を連れていってしまったのは神の泉ではないかと、我々は考えています。」





「飲み込まれたという事は、例えば泉の近くを歩いていて誤って泉に落ちてしまったという事ではなく、泉がリリー様を狙って連れ去ったと言うことかしら?」





「我とリリーはその時、森の中にいた。

近くに泉や川といった水場はなかった。

突然リリーの足元に現れた穴から水が意思を持ってリリーを連れ去った様に見えた。

我もすぐにその穴が閉じる前に飛び込んだのだが、リリーを見失い別の穴から森へと出されてしまった。」





「我はそれから泉の入り口をずっと探しておる。」と肩を落とすアラン。





「えっと、連れ去られた奥様が人間に産まれ変わり、人間としての命も尽きようとしているから、残された時間を少しでも一緒に居たくてリリアンヌちゃんを連れてきたって事かしら???」





桜の服がぎゅっと握られる。





隣を見ると、ボロボロと涙を流すリリアンヌと目が合った。





リリアンヌをぎゅっと抱きしめ背中をさする桜。





「も~アラン様、順を追って説明しているのに中途半端な説明を放り込まないで下さいよ!

桜ちゃんもリリー様も不安になってしまってるじゃないですか!!!」





「うっっっ。すまん。

泣かないでくれリリー………。」





とオロオロするアラン。





「我々はリリー様の体は神の泉の何処かに存在していると考えています。

考えていると言うよりも、存在を感じると言った方が正しいのですが。

ですから、リリー様の体にリリー様の魂を戻せればリリー様の魂は消えずにすむはずなのです!」





まだ、聞きたい事は沢山あるのだがリリアンヌが泣き疲れてうとうとし始めたので、今日は休んでまた明日!と言うことになった。







お読み下さりありがとうございます☆

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