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生きることを諦めた公爵令嬢はなぜか励まされる!  作者: Erriy
第2章 小さくなっていた。
17/88

⑰リリアンヌはリリー様


「ふむ。何と説明したものか?」考え込むアラン。




「では、疑問に思っている事を質問させて貰っても??」と桜。





「あぁ、かまわんぞ!」





「まず、私達はなぜここにいるの?」





「少し前からリリーの魂のエネルギーが弱って来ているのは感じていた。

消滅しそうになるのを感じとり、我の元へと移し我のエネルギーをリリーに補充したことで少し安定したが、人間の体は長くはもうもたん。

魂が弱りすぎていて、このまま体が滅べば魂も消滅してしまうだろう。」




「体がもたん?魂が消滅?

リリアンヌちゃんが死んじゃうってこと?

貴方はどうしてリリアンヌちゃんを助けようとしてくれるの?」




「リリーは我の番。

我の唯一だからな!」





「番…?

唯一…?」





「アラン様、その説明では伝わっていないかと?

僕が説明させて頂いても宜しいですか?」とフランくん。





「ふむ。そうか……。

では、頼む。」




「はい、お任せを!

では、まず桜ちゃん。

僕たちは何に見えますか?」





「人に見えるのだけれど、寿命が長いと言うことは人では無いのよね?」





「はい、そうです。僕たちは龍族です。」




「龍族? 龍???」





「えぇ、龍はご存知ですか?」





「知ってはいるけれど、私のいた世界では伝説の生き物とか神様とか言われていて…

こちらの世界では実際に存在していると言うことで良いかしら?」





「えぇ、まぁあまり人間に関わる事はありませんけどね。

そして、こちらのリリアンヌ様は今は人ですが元は龍族でアラン様の番。

ようは、奥様なのです。その時のお名前がリリー様です。」





「リリアンヌちゃんが元は龍でアラン様の奥様で………。」





「リリーさまが人間になっていることに気づいて助けに来たってこと?」





「我は人とし産まれた時からリリーに気づいていたぞ!」とアラン。





「えっじゃぁ、どうして今なの?」





「はい、その辺も順番にご説明します」とフランくん。




「本来、龍族のリリー様が人間に産まれるなんて事はあり得ません。

魂の大きさが違うので人間の体にはエネルギー的に収まらないはずなのです。

ですが、何故かリリー様は人として産まれてきた。

魂の大きさに器である人の体が耐えきれず体は限界に近い状態です。


龍族の魂はエネルギーが強く大きいです。

ですから、本来であれば体が無くなってもエネルギー体として存在し続けられるはずなのですが………。

リリー様の魂は人間によって酷く傷つけられてしまった。


エネルギーがとても弱ってしまい、自力では回復出来ない状態です。

このまま体が滅べば魂も消滅してしまうでしょう。


ですからアラン様はリリー様を助ける為に、こちらに人間の器ごとお連れになりました。


アラン様はリリー様が人間として過ごされる間は見守るつもりでおられたのですが、そうもいかなくなってしまったのです。」






「えっと、リリアンヌちゃんの体が死んじゃうと魂も死んじゃうと言うことね!

体と魂って別なのね………。

えっでも、どうやったらリリアンヌちゃんを助ける事ができるの?」





「リリーは50年ほど前に突然、神の泉に飲み込まれてしまった。

我も必死で追いかけたが届かな

んだ………。」






「神の泉に飲み込まれた…………。」




すぐには理解出来ずに呆然とする桜。






お読み下さりありがとうございます☆

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