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⑩すっかり落ち着いた学校生活☆
今回は短めです。
すっかり仲良くなりいつも一緒に居ることで、周りからのやっかみや嫌がらせを受ける事もなくなり、ユリースやルイーズを通してクラス内でも少しづつ打ち解け始めたリリアンヌ。
毎日殿下に罵倒されていたのが嘘のような楽しい毎日になっていた。
殿下は?と言えば、実は毎日リリアンヌに声をかけようと周りをうろうろしているのだが、楽しそうなリリアンヌに声を掛ける事が出来なくなっていた。
「あぁリリアンヌがあんなに楽しそうに笑っている。僕には笑顔なんて見せてくれた事無いのに…。」
顔を合わせるたびに意地悪をしてくる人に笑顔を見せる人など要るわけも無いのだが、王子と言うことでいつもチヤホヤされて育った彼には、その事が理解出来なかった。
リリアンヌと桜おばあちゃんが学校での環境を着実に改善している間。
リリアンヌの父と兄は、綿密に調査を行い報告書をまとめ、王の元へ密かに報告に行った。
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程なくして、公爵家へ王より1通の手紙が届いた。
皆カイルに呼ばれて公爵家の執務室へ集まっている。
「皆急にすまない。先ほど王よりの手紙が届いた。
明日、一家揃って城へ来るようにと。」
皆は緊張した表情で頷いた。
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