①何が何やら分からない桜様。
初投稿です。
ゆるゆる設定です。
桜様が、頑張ります。
今日も今日とて、彼は私を罵倒する。
何でいつからこうなってしまったのか…。
もう何も感じない。
ただ、消えてしまいたい。
¤¤¤¤¤¤¤¤¤¤¤¤¤
誰かの声が聞こる。
不思議に思い前を見ると一人の青年が何かをわめいていた。
「リリアンヌ聞いているのか?お前は私の言う通りにしていればいいのだ。
お前は私よりも劣っているのだからな!」
この子はいったい何を言っているのか?
人に向かってそんなことを言うなんて、ちょっと大丈夫だろうか?
この子の行く末が気になる…、残念な方に…。
なんて思っていたら、
何とこの男の子は私に向かって指を指しながら更に、わめき出した…。
残念な子を見る気持ちが表れていたのか、
「貴様、なんだその目は!!」
青年はいきなり手を振り上げ向かってくる。
私はとっさにその手を受け止めた。
「なっなっ…不敬であるぞ…。」
よく分からないが大人しく殴られてやる気はない。
痛いだろう…そんなの。
自分の服を見てみると、どうやらどこぞの制服らしい。
向かいの青年も同じような制服を着ている。
ふむ、学校かな?
まだ何やら男の子は喚いているが、
私は歩きだした。(帰ろう。)
どこに?と思わなくも無いが、足が自然と向かった先には馬車があり。
「お嬢様、お帰りですか?」と
声をかけ、扉を開けてくれた。
有りがたく乗り込む。
馬車の中で改めて思った、これどうなってんの?と。
お読み下さりありがとうございます♪