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ヒトリ

麻衣が転校して一週間、ワタシの周りには

人が絶えなかった。


理由はもちろん、

目標ターゲットから外れるため。


みんな恐いんだろうな。

そりゃね、

でもだんだん、ウザくなってきた。

特に同じバレー部の秋本カナミが、

仲良くはしてたけど

だからって勝手に親友にしないでほしい。

自分のクラスでは、ワタシの名前をだして、威張っているらしい。

いらつく。

そんなださいコトして

ワタシの名前が穢れる。

そんな奴

消してしまえ。

ちょっと仲良くしたからって

いい気になってんじゃねぇよ。


ワタシはジャージの裾をいつの間にか

ビリッと

破っていた。


「あっ・・・、ま た」

そうだった。

最近はいらつくこと

がなかった

から

忘れていた。


アレが、

まだ

ワタシの中、に

あることを。


『発作』が


神経が高ぶると起こる。

そうして、

自分では予期しない、

行動が


起こった。


ちょうどその時

ワタシは

教室にいた。

ワタシのことを迎えにきていた

バレー部も、いた。そこに

秋本カナミの姿もあった。


消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ!


その感情を沈めようと

必死になって、

息を止める。


くるしいよ

いたいんだ

なんで

いつもより

くるしくて

つらいんだろう

あぁ

そうか

まいもこんなキモチ

だったのかなぁ

こうかいなんて

したくない

でも

ワタシのめのまえ

に いる

カナミは

まだ

いたいめになんか

あっていない から

べつにいいよね


「ミカ、ミカっ!!」


呼んでいる。

誰だろうねぇ、

もう

どうでもいいんだよ

ほっといて

そんな

上辺うわべだけの

心配なんて

いらないからさ

ねぇ、何処かに今のワタシじゃない前のワタシがいないのかな。

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