デンワ2
あーぁ、今日はつまんないな。
なにも
遊ぶものがみつかんなかった。
ゆっくり
するなんてつまんない。
ホント、
なんで
こんなところに
ワタシは在るんだろう。
めんどくさい
どーでもいい
休みなのに
ワタシのココロは晴れない。
もともと
トモダチと遊ぶときは
絶対といっていいほど
あっちから
誘わせていた。
自分からなんて
一回もない。
昨日はイライラしていたから
柚以外は、カナミと悠しか話していない。
最近は
『リーダー』が誰だかちゃんと
わかってきたみたいだった。
一部では小学校までおとなしかった
ワタシを
見下してる奴等もいるみたいだけど
そんなこと
どーでもいい
邪魔になったら
麻衣みたいにすればいい
簡単じゃん。
さて、ひまだし。
どーしようか・・・
いいこと思いついた。
電話しよう。
麻衣に。
内容は適当でいいか。
なにか買ってこさせよう。
買ってきたら
これからは
ただのパシリで
買ってこなかっらどうしようかな、
使えないモノは
イラナイから、
すてよう。
そしたら次は誰にしようかな・・・
まぁ、麻衣は
まだ遊べるし。
たっぷり遊んであげよう。
ワタシは悪くない
だっていじめられる奴が悪いから
言わない奴が悪いから
誰かにいえばよったのにね
そしたら
「あ、こんにちは。
もしかして麻衣?ワタシ、ミカだよ!」
麻衣にとっては
一番聞きたくない声だろうけど
そんなの、
どーでもいい。
そんなことを微塵も感じさせないような
優しい声音。
堕ちてしまえ。