表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/11

装備を整えにー武器編

本日分の更新です!


「それじゃぁ、集合は明日の17時ね」


みーしゃさんと約束をして俺は装備を整えるべく村を散策することにした。

まだ外は日が上るまで結構時間があるので大丈夫そうだ。

ギルドでもらった地図を便りに村のなかを歩く。

武器屋に向かう途中の広場では渡人達のフリーマーケットが行われていたが夜と言うこともあって人は少なめだ。


「そこの嬢ちゃんどーだい買ってかないか?」


ドワーフらしきおっさんに声をかけられたが

又あとで来るねと一言残していった。

絶対来いよ!と聞こえたが行くかどうかは気分次第だ。

そして歩くこと数分。

目的の場所についた。

店にはいると中は武器だらけ

その中で目的の物をすぐに見つけた。

初心者用の杖とナイフである。

お値段は良心的で合わせて買っても所持金の3分の1くらいしか使わなかった。

ホクホク顔で広場に戻るとドワーフのおっさんの所にいった。


「おぉ、来たか!!」


そういっておっさんは俺の前に武器を広げる。

もちろんほとんどが初心者に買える金額じゃない。

しかし、面白い物を見つけた。


「ねぇ、これって‥…」


「あ、あぁそれかそれは失敗作だ。」


端に寄せてあった剣は綺麗な刀身をしていたが形が独特なタイプで持ち手のところにくすんだ石がはめられていた。

話を聞けば属性付加に失敗した一品らしい。


「一回付加失敗すると二回目も失敗することが多くてな、こうして魔術師が来たときにお試しで付与して貰えないかと置いてるんだ」


値段はお安く挑戦できるみたいだ。

もし、付加に成功すればおいてる武器のどれかをくれるらしい。


「やってみるか?」


そういわれ、面白そうだと挑戦することにした。

付加するときには特別な詠唱が必要らしく

教えてもらい武器を手にとる。


「我、力を封じ込めん‥…ポイズン」


ぱぁっ、と光ったと思うと剣の持ち手の魔石は紫色へと変色していた。


「まじか、成功したじゃねぇか‥…」


驚くおっさんに剣を渡し良さそうなのを品定めする。


「これちょうだい。」


「おうよ、持ってっていいぞ!所で何の魔法を込めたんだ?」


俺は黄色の魔石のついたナイフを一本もらうと去り際に毒だよといってその場を後にした。

最後おっさんに呼び止められた気がしたがまだ回りたいところがあったので気にせずその場を立ち去った。


雷光のナイフ

貰ったナイフを見てみると名前には雷光の文字が浮かんでいる。

ちょっと実験のつもりで、


「我、力を封じ込めん、ハイド」


試してみたら成功してしまった。


夜隠れ雷刃ナイフ

夜隠れと追加されたナイフは魔石が黒と黄が混ざりあっていた。

効果を検証しようとしたのだが、スキルを使っているのか付加したのを使っているのか解らなかったのでみーしゃさんに試してもらおうとポーチにしまった。

このポーチ一定の量がどれだけでも入るアイテムボックスになっておりギルド登録記念に貰える。

量はそこまで入らないがギルドで拡張してもらうことも可能らしい。

次の目的地は服屋だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ