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冒険者ギルドのお約束

本日更新分です

冒険者ギルド、、、あのおやくそくです


「さ、ここがギルドだよー!」


みーしゃさんに案内され扉をくぐると

ギルドの中は、思ってた以上に綺麗というか、人が少なくさっぱりしていた。


「昼間はね、多分想像してた通りごちゃごちゃなんだけど、夜は皆酒場に行っちゃって~静かに報告できるんだよね!」


どうやら想像していたごろつきに絡まれるとかは起きなそうだ。

ちょっと期待してたんだが‥…


「さ、受付はこっちだよー」


クエストボードらしきものがある所とは別に

職業案内とかかれたプレートがぶら下がっている一角にやって来た。

夜と言うこともあり、受け付けに座ってるのは一人だ


「あら、みーしゃちゃんどうしたの?」


どうやらみーしゃさんと、受け付けさんは知り合いらしい。

受け付けさんは糸のような細目で、ニコニコと笑顔を崩さない。


「今日はですね!御新規さんを連れてきました!」


「そうなの?はじめまして♪ギルドの職業案内担当エリーゼよ~さ、なんの職業に為りたいのかしら?」


エリーゼさんに自己紹介をしてから簡単な説明を受けて適正の職業を調べてもらうことに。


「じゃぁ、ここに少し魔力を流してみて?」


そういって出された水晶玉。

それに触れると、みーしゃさんがコツを教えてくれる。


「こうね、ぎゅっとしてバーン!みたいな感じでぶっぱなすの!」


それだとなんか壊れそうなイメージしか出てこない‥…

なので、俺は体の奥から力を少し絞り出す感じで水晶に注いでみた。


ーー魔力操作のスキルを取得しました。


「‥…どうしたの?」


急な出来事に驚いてるとみーしゃさんに訪ねられる。

表面上は取り繕って


「あ、いえ、なんでも」


返事だけしとく

なぜかこんなに簡単にスキルを取得出来てるのか不思議だが、今は職業だ。

水晶に魔力を注ぐこと数秒

一瞬光ると頭の中に幾つか職業らしき物が浮かんでくる。


転職可能職業一覧

・見習い魔術師

・見習い死霊術師

・盗賊

・見習い錬金術師

・見習い踊り子


詳しく知ることもできるらしく一つづつ見ることに。


見習い魔術師

各属性の魔法を操る職業。

一転特化しても良く、満遍なく覚えてもいい

一定のレベルで魔術師へと転職可能


見習い死霊術師

死を克服し死と共にある職業

死霊術という特殊な術を用い死者を操ったり生者の行動を妨害することができる。

一定レベルで死霊術師へと転職可能


盗賊

闇に隠れ不意を突くのが得意な職業

一定の経験を積んだものがなれる職

一定レベルと行動で転職先が変化する。


見習い錬金術師

錬金術と呼ばれる特殊な術を用い戦闘もこなせる職業

細かい魔力操作が必要で錬金釜といった道具も必要になってくる。

一定のレベルで錬金術師へと転職可能


見習い踊り子

踊りと補助魔術で味方をサポートする職業

敵、味方とも魅了し注目を集め戦場を支配する。

一定のレベルで踊り子へと転職可能


盗賊に見習いがついてないのはハイドでの経験が認められたからだろうか?

詳しいことは解らないが多分他の職より上位なのだろう。

俺がうーんと唸っているとエリーゼさんから


「職業は一度に2つまでなれるわよ~」


とサポートが

それと、これからみーしゃさんとの冒険を考え選んだのはこの二つ

見習い死霊術師と見習い錬金術師だ。

決めたのを伝えると別の部屋へ通される。

その部屋には大きな魔方陣がかかれておりその中央に立つように言われた。

心の中で選んだ職業を強く思っておくようにと言われさっきの二つを思い浮かべる


「じゃぁ、いくわよ~」


エリーゼさんの言葉と共に魔方陣が光り体が包まれる。

光が消えるが特に変わった所は無さそうだ。

しかし、ステータスの職業欄には見習い死霊術師と見習い錬金術師が


「どう、このままギルド登録もしちゃう?」


と言われ一緒に登録することにした。

ギルド登録すると、クエストが受けれたり倒した魔物達の素材が売買できたり、回復アイテムが安く買える。

登録は直ぐに済んで手元にギルド登録の証であるギルドカードが手渡される。

カードには名前と、職業、ギルドランクが記載されている。

これは身分証にもなるらしいので大切にしてねと言われた。


受け付けをでると、みーしゃさんの姿がない。

辺りを探してみると人だかりが


「おいっ猫人、俺の女になる用意はできてんのか?」


「うるさな、くそハゲ‥…私はあんたみたいな奴の女になるつもりは一切無いっ!」


ギルドの中に響く鉄と鉄がぶつかる音に囲んでる男達の冷やかす声。

どうやら殆どがハゲ男の方の仲間らしい。

助けなきゃと思いながら近くにいたギルド職員に話しかけるがギルドは個人同士の争いに不介入らしい

ふざけるなと思いつつ、聞くとどうやら一対一の決闘らしく俺にはみてることしかできなかった。


二人の対決は息を飲むものだった。

ハゲ男の獲物は大きな両刃斧。

対して、みーしゃさんは両手に鉄爪で近距離格闘

手数のみーしゃさんに一撃必殺のハゲ

みーしゃさんは何度も爪の一撃を叩き込んでいるのだが、ハゲの着ている鉄鎧に防がれている。

ハゲはみーしゃさんの攻撃に合わせ斧を降り下ろすがさらりとか回わされる。

一進一退。

しかし、状況が一変する出来事が起きた。

みーしゃさんが斧をかわし

一撃を鎧の薄い間接部に叩き込もうとしたときどこからか飛んできたナイフがみーしゃさんの脚に傷を付けた。


「っ?!」


「もらったぁぁああ!!!」


男が怒声と共に斧を降り下ろす


「くぅっ?!」


すんでのところで鉄爪で一撃を受け止めたみーしゃさん

しかし、斧の一撃は重く

正面から受け止めたせいで鉄爪にヒビが入る。


「おいおい、傷物になりたくねぇなら敗けを認めな!」


「くぅそっ!卑怯もの!」


「はははっ、お前もソロじゃなくて誰かとパーティー組めばいいんだよ!一人ぼっちの猫人が!!」


じりじと押されるみーしゃさん

向こうが先に一対一を破ったんだからいいよね?

と視線をギルド職員に向けるとこくんと頷く。

よし、助太刀に入る。

俺はハイドを使いハゲの後ろに回り込み

全力の回し蹴りを側頭部に叩き込んだ。



というわけで、ごろつきに絡まれるin冒険者ギルドwithみーしゃでした。

次回、初の攻撃(物理)です。


ツイッターリツイートいいねありがとうございます!

すごく励みにしながら更新頑張ります

なろうは基本仕事中は確認できないのでツイッターの反応で一喜一憂してます!

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