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始まりの村で

本日更新分です

気が付くといつものリポップ選択画面に戻っていた。

選択肢はまだ前と変わらないので呪いの効果はしばらく時間がかかるんだろう。

結構精神力を使ったのか森ではなく、草原を選んでしまった。

あ、死ぬ。

しかし、そんなことなく

辺りは暗闇に包まれた草原へと変わっていた。

月明かりが辺りを照らしてるのと夜魔のお陰か、視界は良好だ。

溢れる高揚感を抑え明かりが見える方へと足を進める。

たぶんそっちには村か町があるんだろう

さぁ、始めての人との会話である!


ーーーーー


しばらくすると目の前には木でできた柵に門が

るんるんと門の前に行くと待っていたのは手荒い歓迎だった。


「お、お前!何者だ!」


門番らしき男に槍を構えられ、両手をあげ降参のポーズをする。


「怪しいものじゃないんですけど‥…えっと‥…」


どう説明しようか‥…


「あらー?どうしたんですー?」


ひょこっと門番さんの裏から顔を出したのは可愛らしい猫耳少女。

確か種族は猫人族だったかな?


「おねーさん?冒険者さん?それとも魔物?」


「冒険者ではないかな、さっき来たばっかりだし。魔物‥…でもないと思う」


そう答えた、反応を見てはっと驚いた顔をする猫耳さん


「シュルドさん!多分私と同じ渡人(わたりびと)だと思うから入れてあげられないかな~♪」


可愛らしい笑顔で門番にお願いしてくれている。

あ、そうだ渡人

そう言えば必要な手助けをしてもらえるって公式サイトにも乗ってたな。


「仕方ない、みーしゃちゃんがいうならいいか‥…そのかわり、何か問題を起こしたらみーしゃちゃんにも責任とってもらうよ?」


「はーい!ありがとー!」


とてとてと近寄ってくるみーしゃと呼ばれてた猫耳さんは手を掴むと村の中へと引っ張っていく。


「さ、いらっしゃい始まりの町へ~」


村の中には人以外に様々な種族が

手を引く猫人族にエルフ、ドワーフ、あ、フェアリーまでいる。

手を引かれやって来たのは宿屋ぽいっ所


「取り合えずここに泊まるといいよ~」


はいっと鍵まで渡される。


「それとこれ、着替え!部屋で着替えてきて!」


ぐいぐい押され宿屋の一室へそしてそこで姿を再確認する。


「あーこれは酷い。」


姿見に写ったのは血で赤黒く染まったワンピースに身を包む見た目少女。

これじゃぁ門番に止められると思いつつ渡してもらった服を確認する。


・旅人のワンピース

・下着

・猫耳

・尻尾(猫)


猫耳と尻尾は無視していいよね。

取り合えずメニュー画面を開き装備へと移動し新しい服と下着を替える。

体が光ったかと思うと新品の服に着替えが終わる。

くるりと回って姿を確認し手元にのこっと服を見る。


・血に染まった旅人のワンピース

・血に染まった下着


これは、洗えばとれるかな?とか思いつつ部屋を出た。


「おー可愛くなったね~♪」


「ありがとうございます。」


そういってお金を渡そうとしたのだが


「いいのいいの初心者さんへのボランティアだから♪」


そういって押しきられてしまう。

何かお返しがしたいというとお話しましょうとのこと

それならばと、猫人族のみーしゃさんとの情報交換をすることになった。


ブックマーク登録ありがとうございます!

これからも頑張って更新していきます

ツイッターやってるのでもしよければ探してみてください!

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