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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
7 女四会、そんでもって女死会
98/191

2 きちんとおかたずけ

TLLLLL...

「もう……あと……5分」誰にともなく、携帯電話の着信音に対し話しかけるのは高磯。

依然変わらず、電話の音は鳴り続ける。

「……仕方、ないなぁ」寝ぼけまなこをこすりつつ、やっとの思いで携帯を握りしめ通話ボタンを押す。

「カナミちゃん、起きてるよね!」電話口から大声。

「朝から大声は勘弁してよ、トモちゃん」ゲッソリした声で高磯は返答する。

「もしや今日何の日か忘れてるの?」心配そうな声が帰ってきて、思わず高磯は考えこむ。

「今日は……何の日……みどりの日とか?」

「小説仲間の人が来るって言ってなかったっけ」

「…………ッ!」眠気が吹っ飛び、がばっと起き上がる高磯。

「部屋大丈夫だよね!?」仲林、怒涛のツッコミ。

「大丈夫じゃない!」

「どうなってるの!?」

「床の踏み場がない!」

「何やってん!?」

「ルーズリーフ散らしてるとこうなって!」

「アンタどうやって生活してるのよ……」仲林が頭を抱える様子が、高磯には見えるようだった。

「分かった、急いで片付けるから一旦切る!」

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