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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
明日から使えない小説用語 -その2-
93/191

やたら優秀な生徒会

「烏丸サンの妹、中学生なのにすごいな。毎日料理作ってるってことか」

「そう考えると、ウチの妹も小説のキャラクターみたいですね」携帯写真で、妹の作った料理を古谷に見せる。ドリアだった。

「身内を出すのはやめとこう。なんか怖いわ」しかし美味しそうに作るね、と古谷は感心する。

「弱点じゃなくて特技をキャラクター性に用いるのも良いですね」

「実際小説やアニメの準主役級やヒロインが生徒会長、っていうキャラクターって多いな。そういう生徒会に限って実力強かったり」

「私は中学校の生徒会の書記でしたよ、でも教師の言うことに従うのが大抵でした」

「……あの字でか」以前の枕大のノート達を思い出す。烏丸の眠気のせいもあったが、字の一部が解読不能になっていたのを古谷は思い出す。

「議事録は読めるようにしましたから!」慌てて取り消すも、古谷の疑惑の目は継続している。

「それより、古谷くんの周りの人ってどんなキャラしてるんです?」烏丸は慌てて話題を誤魔化しにかかった。

「自分の周り、ねぇ……」烏丸の陽動に古谷はもろに引っかかる。

「古屋君の周りの人ってキャラ濃そうじゃないですか、衣川店長を含めて」

「……うん。すごく。」頭を抱えた古谷。脳裏には文藝部の連中が浮かんでいる。


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