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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
6 街へ行こうよ小説家の2人
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2 揺れる電車の中

電車に揺られながら、烏丸と古谷はお互い会う人物がいることを話していた。

「烏丸サン、お兄さんいたのか」

「そう言えば言ったことはなかったですっけ。もう26にもなるオッサンですよ」

「四捨五入で30でオッサンって言われるのかよ、怖いわ」

「古谷さんはいくつでしたっけ」

「アンタより年下だよ!」僕が年上だったとしたら、どんだけおちょくられてるんだよと独りごつ古谷。

「しかし烏丸サンの兄は大変だな、妹が色々飛んでるし」

「色々ってなんですか人を捕まえておいて失礼ですよ」

「だったら失礼なことを言われないように普段からやってなさい」

「多少私が、あの普段動かない兄を引きずってあげているだけです」

「もうその言葉だけで色々と信用ならんわ」

 散々な物言いをする古谷だが、これから会う人物を考えるとまだ会話がしやすかった。

「古谷さんが会う相手っていうのは、お友達ですか?」

「友達か、そうだね」遠い目をする古谷に、烏丸は違和感を覚える。

「どうか、したんですか?」単に眠そうな目では無かった、と烏丸は思う。

「古い友達だから、何を話そうかなと考えていて」言いつつ、古谷は考えこむようにした。

 そうですか、とひとまず言いそこから古谷の友人に関しての話題は止まった。

「また喫茶店で話したりするんですか?」

「一応集合は喫茶店だけど、そこから先の昼ごはんとかは特に決めていない」

「例のめちゃくちゃ甘いコーヒー、試してみたらどうです?」

「……最近はウインナコーヒーのコーヒー抜きは飲んでないぞ」

「流石にあれを常に飲んでたらドン引きですよ、絶対にBMIが危険な値になりますから」

「最近の好みはココア&生クリーム」

「もう聞いただけで胃もたれしそうなんですけど。そんなに甘いもの好きなんですか古谷さん」

「逆に烏丸サンが甘いものそんなに好きじゃないのが驚きなんだけど、辛党なのか」

「辛党はお酒用語ですよ、ちなみにCoCo壱では5辛ですけど」

「2辛で涙を流しながら食べた僕は何だったんだろうな……」再び遠い目をする古谷。全く違う意味だったが。

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