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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
よくある小説用語集-その1-
59/191

主人公補正

「酷い目にばっかり遭う主人公って有りますか?」

「発言だけ聞くと烏丸サンがえらく外道に聞こえるんだけど」ココアに砂糖を注いでいく古谷。

「誰が外道ですか〆ますよ」

「やっぱり外道じゃないかよ」叔父が大変な目にあってるところを、古谷は何度か目にしている。自業自得な面もあるが。

「主人公が酷い目にあってその状況をどうにかする、っていうのも動機の発生ですよね」

「主人公補正とはちょっと違うかもな」

「行く先々で事件が起こらなかったり、胸に入っていたお守りで拳銃の弾が止まらなかったり、空から女の子が落ちてこなかったりですか」

「一般人の生活についての小説を誰がわざわざ見るのさ……」

「でもよくある小説の書き出しはこうですよ、『俺は至って普通の男子高校生だ』」

「自分のことをわざわざ『至って普通の』とかつける変人がいるか!」

「ヒロインに付きまとわれて『やめてくれ、俺は普通に生活したいだけなんだ』とか」

「ザッケンナコラー、その定位置俺と変われやこんちくしょう」

「実は種族的に人間を超えていたり」

「お前『普通の高校生』じゃなかったのかよ!?」

「友人の男子が何故か主人公の女性関係に詳しい」ときメモもプレイする烏丸。

「その発言だと友人がヤバイポジションに居るんだけど、あと主人公の話じゃねえ」パワポケのBADが辛い古谷。

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