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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
5 小説、中断
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13 意思、電信

「おんなじものをこの間友人に勧めたんだけど、『グロいし、みんな変人だし面白く無い』なんて言われちゃって」叔父は苦笑いを浮かべながら言った。

「そこがいい、と私は思うんですけどね」

「作品の好みなんてそんなものさ、食べ物の嗜好だって合わないんだから」

烏丸は、古谷のウインナーコーヒーを思い出す。

「そういえば、普段ミカちゃんは漫画なんて読まなかったけど、それは食わず嫌いだったのかい」

「私が好きなのは『小説』だったので」と烏丸は言う。

「案外漫画も面白いものですね、週刊誌を買えるほどお金に余裕ができれば買いましょう」

「生活困ってるの、毎月給料出てるじゃない……」

「先月の分は何処に行ったんですか」


――――

叔父を〆てから、烏丸は書店の休憩所(兼叔父の家の居間)でワープロを開く。

先のネタも何も思い付かないが、どうしようかと考えている最中、携帯の音がなりだす。

携帯にメールが届いていた。古谷からだ。


「明日、会えるか」文面はかなり短い。


「大丈夫ですよ」返す言葉も、短く。

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