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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
1 小説を書き始める2人
4/191

3.人それを不毛と言う……?

「結局短編の類を書き始めたんですよ」と言い出す烏丸。前回の相談から数日たってからのことである。今日も烏丸が適当に選んだコーヒーショップである。

 ほう、と古谷は気のないような返事を返す。

「ただ、小説載せるサイトの投稿をみると他の作者さんの軒並み文字数が凄くて」

「ちなみに昨日何文字ぐらいの投稿を?」身を乗り出す古谷。

「300字……です」気まずいかのように目をそらす烏丸。

「原稿用紙2枚よか少ないわ!」

「大体普通の人は何文字ぐらい書いてるんですか?」

「短くても4桁は行くでしょ、これじゃスピード三倍段じゃないか」

「石の上にも3年と云いますし、気長に続けていければな、って」

「そういえば石の上で3年、何するんだろうか?」

「調べてみます?」ここに議論は脱線した。

――――

「スマホで調べた、三年座れば暖かくなるってさ」携帯を片手に答える古谷。

「それ座布団持ってきたほうが効率的ですよね」

「身も蓋も無いことを言うな君は……」肩透かしを喰らったかのような顔をした。




「石の上にも三年」

時には方法を変えたほうが手っ取り早いという意味。

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