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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
B 「こんな事もあろうかと」はご都合主義だろうと思ったら、はやぶさで実在した
37/191

3 あるあるネタ

「ご都合主義の一例としては、覚醒であったり偶然が有利に働いたり、ありえないことが起こったりすることが問題になりますよね」古谷が店長にシュークリームを注文してしまったため、店長は席を外している。もちろん店長がいないことで、店に影響が出ない程度には客足が無い。

「強い敵に対してこちらが強くなるのは十分熱い展開だし、偶然のチャンスをつかみとる主人公に共感するのはある種のカタルシス効果があるからな」

「でも敵をやたらと強くして頭脳戦での解決策が無くなったら、取り敢えず覚醒か偶然で解決しようっていうスタイルがあるんじゃないですか?」

「例えば何よ?」安易な批判には乗ってやらないと、古谷は誓った。

「ウルトラメンが地球上に憑依したり」

「毎回星雲からやってくる羽目になったら間違いなく途中でカラータイマーなって直帰だわ」

「笛の音が異常な事態で妨害されて『しめた、いまだ』って変身したり」

「それについてはもう空想化ケ学読本でもう議論されているので」

「ハチミツが欲しいがために風船に釣られて空を飛んでみるクマさんとか」

「実写化おめでとうございます、あとその話は元々『絵本である』っていう設定があるから」

「ざわざわ言っている内にいつの間にかビルが傾いているパチンコ台とか」

「『「勝つ」ってことは……そんな神頼みなんかじゃなく……具体的な勝算の彼方にある』って言ってるし」

「自分で言っててなんですけど、私の言っている理屈は大概無茶苦茶ですよね」

「意外性を持つワンシーンを無理やりカットして取り上げればそーなる、俺もそ~なる」


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