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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
3 烏丸と祖父
20/191

D 烏丸高校生と祖母

 総ページ数はゆうに200枚を超えているように見えたため、一旦作業を止めることにした。残りのページを適当な順番で並べておき、既に順番が揃っているものはファイルに仕舞っておく。まだまだこの部屋には色々なものが眠っていそうに思えたが、今はこのノートと藁半紙に書かれたものがとても気になっている。持ち帰り用のリュックはそんなに大柄のものではなかったので、ノート達と数冊気になったペーパーバック、あと『ミシガンッピー殺人事件』を持ち帰ることに決めた。

 帰宅後、祖母に何を探しているのか聞かれた。元々探しているものは無かったけど、色々と面白いものを見つけたと伝えると意外そうな顔をされ、烏丸は不思議がった。

「あの人が、ミカちゃんが面白いと思うものを持っているなんてねぇ」

「おじいちゃんの趣味って何だったの?書斎にあるものはどうもバラバラで」

 烏丸の問いに暫く考えこむ祖母。やがてやや柔らかい笑みで返答した。

「わからないわ」

「嘘ォ!?」思わず大声のツッコミ。逆に烏丸の突っ込みに烏丸自身がやや驚きかけていた。

「たまに会社だったかの友達に誘われて、釣りや遊びに出ることはあったけど、家では書斎で何かをしていたらしいけど。あんまりそうしている時に書斎に入ったりはしなかったからねぇ」

「そりゃまた、何で。確認したりとかしなかったの?」

「男の人が書斎で一人することと言ったら」

「ばあちゃんはそろそろ年齢を考えて発言しようか!」被せるように烏丸が言う。高校生の頃は割りと常識人であった烏丸。

「私の趣味に振り回してばっかりだったからねぇ」と懐かしむような発言。烏丸の祖母はバリバリのアウトドア派であり、今も舗装されていないような山に平気で友人と登って行ったりする。烏丸自身は、祖母の趣味を同居してから知るようになったため元気な祖母に驚く部分があった。

「おじいちゃんはアウトドア派では無かったの?」

「チョベリバにインドア派よ」ウィンクしながら返答する烏丸祖母。

「本当にばあちゃんは世代が分かりにくいね」何だか脱力してしまう烏丸であった。






チョベリバといえばドラ○ンという世代です。

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