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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
9 後方支援/情報複製
164/191

E 親戚三人衆

「お兄さんとの電話か、久々なのに話せないとは悲しい」

「会えなくて悲しいとか言ってますけど兄さん」

『俺は別に』

「別に大丈夫だそうです」

「うん、烏丸家は叔父に恨みか何かあるの?」

「恨みはないが特に丁寧にする理由もない、って兄が言ってました」

『電話口の会話聞こえないけど俺はそんな事言った覚えはないから!?』

「そっかあ兄さんは冷たいなぁ、ね水果ちゃん」

「そこに関しては兄と同じ意見ですので」

『サッパリ分からんので通話3人に出来ないのかコレ』

「通話3人に出来るアプリとか分かりますか?」

「……パソコン持ってきたから、Skype通話に切り替えようか?」

『オッケ、コチラの番号はメールするから掛けてきて』

 数分後、叔父が持ち込んできていたノートパソコンを通じて兄と会話することに変更した2人。

「叔父さんの用意の良さは素晴らしいと思います、デスクトップにあからさまにエロ画像.zipとか無ければ尊敬してるとこでした」

「何ソレそんなファイルシラナイヨ、インディアン、ウソツカナイ」

「今スグ展開して喫茶店の皆さんに見せてあげましょうか、ちょうど午前10時なので人も割りと居ますよ」

「実の叔父を社会的に抹殺する計画を練るのは辞めたまえ」

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