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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
8 ワイドゥ・イット
154/191

17 (やり甲斐)*(収入)

 メールが一段落着いたので、適度に世間話をして切り上げる事になる。元々勤務時間中なのだが、喫茶店内を清掃してから殆どすることがない。働き詰めなので水を持って様子を見に行ったものの、衣川店長は一気飲みしてスグに作業に戻って行った。

 そうして時刻は夕方。結局卯島以外の客が今日来ることはなく、店仕舞いの頃に店長が倉庫から上がってきた。

「お疲れ様です、結局お客さん来ませんでしたけど」

「やっぱりですか」店長に在るまじき発言。

「結局、作業は何をされてたんでしょうか?」

「棚卸しですね、この店に直接来られる方よりも商品を配達で送ることが多いので計量の間違いは徹底して確認するようにしています」

「豆の配達っていうのは今日みたいな徒歩の距離では無いですよね」

「海外から取り寄せをして、ウチで豆を挽いてから発送をしているんです」

 ほー、と驚きの声を上げる烏丸。地下の貯蔵庫を良く確認はできなかったがそれなりに冷温で多少の広さが有ったことを記憶している。しかし大量の輸入は出来そうにはない。果たして採算がとれているのか、と烏丸は疑問に思う。

「衣川店長は、どうしてコーヒー店を経営することになったんでしょうか」

「ほんの少し時間を頂く事になりますが良いですか」

 烏丸は頷く。

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