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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
7 女四会、そんでもって女死会
128/191

30 そして第二ラウンド、混沌

1杯目は腹ごしらえ、ということで軽く食べ終える。麺類などは買ってきていないため、汁だけ残った鍋が、湯気だけ残してテーブルの上にある。

「……ルール決めないとね」

「具材が分かっては元も子もないですからね」

「スープを加えてもOKよね、零れないように気をつけるわ」高磯、先程食べ物の黒歴史を思い起こした割には乗り気である。

「あとこれは鉄則。何が有っても食べ物部分は食べること」

「食べ物じゃないものが入っている可能性を想定するの!?」驚きよりも恐怖が顔に現れる烏丸。

「さっき虫も食べ物って話になりましたよね?」楽しむなら全力で、というのが先輩から言われた言葉。一応闇鍋らしい材料を持ってきた仲林にとってはこのルールは重要であった。

「そうよお姉ちゃん、この世に食べれないものはないの」

「今度アンタに焼いた鉄板食べさせてあげようかしら、普通に食べそうだけど」

「鉄板焼きってか、姉ちゃんのギャグはセンスが無いですなぁ」

「ちくせう」烏丸、渋い顔。

「それじゃ材料を持って、各自一旦部屋から出ましょう。ここワンルームだから一旦外に出るけど」

「廊下じゃ駄目なの?」烏丸が尋ねるも、音でバレてはいけないからといって高磯と仲林に断られた。

「ある意味雰囲気有りますね……」野生の血でもたぎっているのか、期待の表情で立ち上がる三菜。

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