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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
7 女四会、そんでもって女死会
112/191

15 1杯目の用意がまだ

「あごだし、って何の顎を出汁に使ってるんですか?」三菜が高磯に尋ねる。色々と料理について三菜が教えた影響か、早々に仲良くなっていたりする。

「普段あごだし使わないのかしら? いや私も使わないけれど、トビウオの出汁よ」

「普段はやっぱりパックで売ってる出汁をよく使うから、分からないっす」微妙に言葉尻が崩れる三菜。

「私も小説書く時に初めて知ったわ」料理しないため、日常風景を書くのを苦手とする高磯。そもそもそんなに日常風景を書こうとしないのが原因である。

「小説を書く関係で、姉とは知り合ったんですか?」

 現在烏丸と仲林は、材料が足りないことに気が付き再び買い出しに出ている。

 その為、2人は今ゲームをしていた。相当古い機器だが、一応高磯の世代にドンピシャだった。

「よっしテトリス……あれ、何か凄いおかしな消え方したんだけど」

「これボンブリスよ、爆弾を上手く使わないと消えないわ」

「うごごごご」悔しいのか、三菜は画面を食い入る様に見つめる。

「大爆弾でいっき消し、さてこのせり上がりに耐えれるかしら」

「別のパズルゲームなら勝てるというのに……例えばぱずるだま」

「中二なのに微妙にチョイスがずれてるわねあなた」パズルといえば3つで消える発射系のタイプだと周囲に言いはる高磯。

「ゲームは広く浅く、楽しみを前提にがモットーですから、あっ」上まで積み上がり、敗北。

「……次テトリスのほうが良いかしら」快勝した高磯、何故か無表情ガッツポーズ。

「そっちでお願いします、うぅ」ボロ負けした三菜、カーペットに突っ伏す。


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