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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
7 女四会、そんでもって女死会
107/191

11 水洗い不可

流石に土鍋5つを抱えて持って帰るのは着かれた。下宿先の玄関で座り込み、一旦休憩する高磯。

「どう考えても鍋、多すぎた……!」

五種類分の鍋を安全策で買ってきたが、もう少し軽い材料にするべきだったと後悔。

掃除は完了、材料は買ってきてもらうとしてあとやらないといけないことは……

「そうだ、鍋を洗わないと」

実験などでも、ビーカーを洗うことを思い出す高磯。そもそも料理と実験を同列に扱うのがずれているが。

ダンボール箱から全部の土鍋を出し、スポンジを手にとって……

「洗剤がない、スポンジも金だわしだけしかない!」

自分の迂闊さに頭痛がしてきた高磯。なぜだ、何故こんなに立ち回りが今日は狂っている。

仲林たちからの連絡から、彼女らが来るまで残り時間はあと30分。

クロックスを急いで履き、コンビニエンスストアへ向かうべく玄関のドアを張り飛ばす。



財布忘れた事を思い出し、体を全力で捩って振り返る。よろめきつつ家の外と中を素早く往復。

財布にお金が無かった。

銀行カードだけ取り出し、再び駈け出してゆく。

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