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タイトルは「小説の書き方」  作者: ドライパイン
7 女四会、そんでもって女死会
104/191

8 ここらで1枚、鍋が無い!

「何で鍋が無いんだよ、なんてツッコミ入れられたけどさぁ……」

 走り慣れてない分、ゼエゼエと呼吸が荒れてしまう高磯。もう年なのか、と思い始める年頃。

 そんな年齢じゃないのに、第一体力的には30代40代が働き盛りなのにと自分で反芻する。

「料理なんて家で作らないよ……!」

 食事は学生食堂で食べる派、高磯。


 近所のホームセンターは午前中、朝早くでも開いている。工具などを扱っている関係上、ホームセンターの類は朝に消耗品を購入に来る人が多いということを後輩から聞いたことがある。

「鍋って何処だ……」

 普段買わないものだと、どこに売っているものか分からない。数分ウロウロして、ようやく見つけた。

 手でもつ1人用の鍋から家族用に多くつつく鍋もあるが、今回はどう買えばいいのか。

「闇鍋って決めたし、何個か買わないといけないよね」

 目的の鍋コーナーを見つけたので、少し落ち着いてきた高磯。

 よし、これだ。


――――


 十数分後。

「……お客様、梱包はいかがしましょうか。車で運ぶんですよね?」

 最近勤め始めたアルバイトの従業員だろうか、目の前の客のインパクトに驚きを隠せない。

「いえ、このまま歩いて持って帰りますので」

 高磯は、4人用土鍋を5つほど購入しようとしていた。

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