第3話 自由
亘はすぐ、こんなバカが就職につけるとはと思い、驚いていた。
だって、時給6千円ですよ。
もう、売れっ子ホストですよ。もう不景気どころじゃないね。
テムテム舞ってます。すごくニコヤカです。
「いいぞぉ、五反田ぁ。ふひょー飯食い放題だー!」
翌日、五反田の日給8時間働いたから4万8千円です。
テムテム、それ持って逃げました。
亘と五反田が追っていたら、テムテム、叫びました。
「オレにも自由をくれ――――!!」
テムテム消えました。
テムテムは何しよっかな〜ってうきうき気分です。10歩ごとに金数えてます。
はい、風来ました。金舞ってます。
テムテムが泣きながら追いかけています。
「おい、待て待たなかったらおめーの腸をグチョグチョにしてやる!」
いや、無理でしょ紙だもん。腸無いもん。
そこに待ってたのは、子供です。
木の枝を持っています。子供がにこーっとしてテムテムを叩きます。
「こら!やめろ。目玉引っかくど」
でも、相手は子供。
いじめるのに精一杯。なんか子供、快感とか言ってます。
テムテム、強引に明日もここに来る約束されました。
もうボロ泣きです。金なんかもうどこ行ったか分かりません。
亘の家に付きました。
エレベータのボタンが届きません。
すると、腕がボタンを、しかも亘の階です。
テムテムは泣きながら上を見ました。子供です。また笑ってます。
「また、会えたね」
エレベータの中では、
「ちゅううう」
しか聞こえません。
亘の家に子供とテムテムが来ました。
あの子、亘の部屋の隣です。
テムテムの遊び相手、発見しました。
子供ももう毎日がうきうきウオッチングです。五反田も
「よろしく」
と言ってます。テムテム、ただいま最悪の不幸です。




