玲子と美月の動画編集
9月5日。帰宅した玲子と美月は動画編集に従事した。[マルス制度の創設]に関するもので、玲子にはハビエル。美月にはリメルを強く意識せざるを得ないよう印象操作された。彼らはふつうの若者たちで、職業軍人でも戦闘のプロでもない。格闘経験も皆無。格闘ゲームや戦略シミュレーションゲームをプレイできない。選択授業で日本語を専攻しているので日本語は話せるが、過度に学ぶことを禁じられた。マルスは金髪碧眼でもイケメンでも細マッチョでもないが、2人は彼らに惹かれていく。もともと魔法戦士に志願する子は独自の世界観の持ち主。ハビエルたちはカサノバ学院高等部2年生でクラスメイト。周りに共学や女子校はなく、女の子との接点が皆無。マルスは女の子との接点が乏しい男の子が志願する。彼らは魔法戦士との力の拮抗を図るため、戦闘力高めの子は選ばれない。玲子たちは安堵した。マルスはシードマンと違い、力による支配を志向しない。むしろ魔法戦士との調和を目指し、彼女たちの兄となり、時には弟となる。マルス制度はまだ同国しか創設していないが、魔法戦士に大好評。シラサギ公国へ参戦した子がシードマンに嫌気が差し、リタイヤするケースが増えた。いまだに古い価値観にこだわる子もいるが、極めて少数派。2人はふだんの家庭訪問でマルスと対戦した子たちの声を聞いているが、悪く言う子を見たことがない。リタイヤした理由は彼らとの不和ではなく、名古屋の地獄の酷暑のせいだ。たまたま梅雨入りにデビューしたため、異次元の夏にからだがついていかなかった。訪問先は必ずしもメビソア公国へ参戦予定の子ばかりではないが、マルスの印象は悪くない。デビュー前の子も少なくないが、歳が近いと安心感が違う。玲子たちは動画編集を進めるうちに彼らへの恐怖心が薄れていくのを感じた。完全に払拭されはしないが、かなり薄れた。異世界で面識のない男の子といきなり対戦するのは怖い。でも異世界側はここまで私たちのことを考えてくれている。もちろん2人の恐怖や不安を解消する狙いがあり、異世界側は早くもそれに成功した。かと言って今すぐに参戦させられはしない。玲子たちはメビソア公国の実情を熟知していた。私たちが参戦すれば私たちの代わりがいなくて困るはずだ。同じ頃。朱里と春奈は朱里の部屋でDVDを鑑賞していた。タイトルは[咲子と有紀。聖なる春の目覚め]。オープニングテーマはまるで凌辱系のアダルトゲームの主題歌を彷彿とさせる。32歳の咲子は赤。14歳でひとり娘の有紀はパープルを基調にしたチア。咲子は黒。有紀はブルーの下着を身にまとった。咲子は18歳のアマト。有紀は16歳のグレッグと対戦した。彼らは軍服ではなく白のセーラー姿で初々しい。咲子と有紀には[シルビア]というコンビ名が与えられ、シルビアは初めぎごちない雰囲気。だがマルスとの柔軟体操を通じて徐々に緊張をほぐされていく。続いて雑談タイム。「あ、あんまり激しくしないでね?アマト」「もちろんさ咲子」「ねえグレッグ、あなたもよ?」「もちろんさ有紀」前半は咲子たちの上からのキックで幕開け。咲子は華麗に。有紀は力強く舞おうとしたが、アマトたちにあっさりかわされてしまう。ふわりと着地したシルビアはちょっぴり不満げ。特に咲子はほっぺをプーッと膨らませて子供っぽい。対面でも咲子たちはハイキックで果敢に攻めたが、マルスは受け身に徹してくれた。シルビアは安堵し、徐々にギアを上げていく。アマトたちは序盤こそ様子見だったが、徐々に反撃に転じる。といっても咲子たちにイチモツを軽く握らせたり、しごくよう促したりするだけにとどめた。どうやらマルスはシルビアが対戦に不慣れなため、ゆるめてくれているようだ。咲子たちは恥じらいながらもアマトたちに従い、イチモツをしごくこともあった。シルビアはどこか誇らしげだ。前半が終了し、ハーフタイム。「どうしよう?このままじゃあアマトたちに食われちゃうわ」「お母さん、後半は思い切って攻めようよ」後半は咲子たちの上からのキックで始まったが、マルスに余裕でかわされた。対面でもシルビアはハイキックで果敢に攻めたが、徐々に押され気味に。咲子たちはおなかにヒザ蹴りを受け、膝をついた。見た目ほどのダメージはないが、シルビアはご奉仕を仕込まれ、美人母娘は根元までイチモツをグッと咥え込まされた。咲子は喉の奥でイチモツの先端をしごいてみせたが、有紀にそんなテクニックはない。ジャッと生温かい精液を一斉に放射され、咲子たちのからだの中にドクドクと容赦なく注ぎ込まれた。生温かい精液の注入が完了し、そっと口内からイチモツが引き抜かれた。シルビアはあたかもあそこからイチモツをジュポッと引き抜かれたかのように感じ、一抹の寂しさすら感じたほどだ。咲子たちはご主人様のイチモツを頬ズリした。みるみるうちに美人母娘の髪や顔は精液まみれにされた。