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駆ける脚、夢と解いて  作者: 笹川笠沙
1/1

0R目 始まりの夢、1歩駆け出しまして

「さぁ最終コーナー回って残り400m!

 14番----続いて2番----が後に続く!外からは5番----だ!さぁまだ勝負はわからない!」


「14番か、2番か⁉︎それとも5番か!」


「---番ゴールイン!優勝は---番だぁ!!」


 約10万人の歓声が18頭の中の1頭を応援している…

 勝つのは1頭、彼も彼女もゴール(しょうり)

 目指して駆けている。土も、芝もその脚で。

 僕はそこに夢を持った。僕はそこに希望持った。


 0R 駆ける脚、(あした)と解いて


 ※この作品はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。


「さて、ここから僕の全てが始まるのか……緊張するなぁ」

 さすがに母はあまり乗り気ではなかったけど…まぁなんとか説得できたからいいか。

 僕は東海斗(あずまかいと)。まぁ普通の高校生‥なのだろうか。春からは競馬学校に入学する人間の一人だ

 競馬学校とはまぁそのまま競馬の騎手になるための学校だ。流れとしては


 5月頃から7月に願書受付、8月に1次試験。合格者を対象に秋頃、2次試験、そして合格者発表。高校入学の前に挑戦することができる。体重や視力等、いくつか応募資格が定められているためとても難易度は高い

 1次試験の合格者を対象に合宿形式で騎乗実技や面接等の試験が10月頃行われる


 合格発表は10月下旬頃らしい


「まぁでも取り敢えずは合格……か。嬉しいものか悲しいものか。これからはさらに大変に……」


「体力づくりと体幹を鍛えなければ、しかしこれから必ず鍛えることにはなりそうだし…いいか」


 ---そしてしばらく月日が流れた---

「あれからもう、あの日からもう、夢をもらったあれからもう何年も何十年も経ったのか」

「親父は元気かな…」

 東宗平(あずまそうへい)、僕の父は伝説のジャッキーだった。

 相棒は『シルバースカイ』黄金の、いや白銀の世代と呼ばれたあの時代はとうの昔のこと……しかし、いまだに何かと話題に上がる世代だ。


「親父、親父は俺の夢を反対するはずだ」

 ジョッキーは簡単なものではないと耳が痛くなるほど言った


「しかしこれが俺の夢なんだ。背中、押してくれよな」


 後ろから足音…一体誰だ


 ???「よぉ、、久しぶりだな」


「お前は…⁉︎坂本じゃないか、元気にしてたか?」


「あぁ、おかげさまでな」


「しかしなぜここに?」


「俺もこれが夢なんだ、だからここにいる」


「じゃあ、これからは友人、親友、、いやライバルだな」


「おう」




 今日は新人戦…というか新馬戦だ

「頼むぞ、相棒(俺の夢)

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