オタク研究部活動の開幕
前回までのあらすじ。
木嶋のもとに募った仲間を紹介した矢先最後にやって来た後輩の爆弾発言に肝を冷やした直後から始まる。
「当たり前です。僕のことを嫌わず優しく受け入れた拓也先輩だけです!
先輩だけが僕にとっての白馬の王子様です!」
『•••••••』
真剣に表情で告白する姿に一同が静まる中で葵まだ熱弁を続ける。
「僕だって先輩以上のオタクな男性でしたら百歩譲って少しは考えます。
けど女性からの告白に一切興味がありませんので」
葵が異性と付き合うより俺だと言い張る姿を見ていられず木嶋は視線を逸らす。
「そのー、俺の事を好きなのは、別に悪いきがしないよ。
けど、まぁー、その••••••なんだ。
将来的には女子と付き合う事は悪い事ではないと思うぞ」
「‼️ど、どうしてそんな事言うですか。
「うぐぅ。ち、違うぞ。俺はただ葵のことをおもってるだ!」
ウルウルと涙目な瞳で見つめられ胸が息苦しくなり罪悪感にかられ葵の元に近づく。
「っ!なんでそんな酷いことを言うのですか‼️先輩は僕の事がキライなんですか!
先輩を必ずキュンキュンさせる理想のヒロインになるますから僕のことをキライにならないでください!」
「ちょっ、泣かなくなよ。落ち着いてくれ」
思いのたけを爆発させ感情を露わにされてはこっちが困るんだよ!
「ひっく、ひっく。ぼ、僕なんて本当はどうでいい女なんだ〜〜‼️」
「いやいやいや。お前は男だしっかりしてくれよ!」
泣きじゃくる葵を落ち着かせようと説得を試みた。
「うわぁ。女の子を泣かすとか最低」
「今回ばかりはフォローする余地はありませんわね」
「やーい、やーい。女泣かし」
「ちょ! お前らはなんだよ!その冷めて目でみやがって」
「ヒィッ、ヒイッ」
三人からの他人を見下すような冷たい視線と言葉が俺の心に感情の聖剣が突き刺さる。
そんなアウェイな空気に耐えきれず頭を抱える。
「ああもう! わかった、わかったから。もう泣くのをやめてくれ!
俺はお前の事は決してキライってわけじゃなから!」
「ほ、本当ですか?」
目元を擦りながら聞いてくる葵の透き通る瞳に見つめられ「ああ、本当だ」と真剣に向き合う。
「•••••まぁ〜、あれだ。
せっ、折角可愛い顔をしてるんだから泣くより。
その〜•••••••笑っている方が似合うしな」
「せんぱーい••••••だ!」
「だ?」
「大好きです!せんぱ〜〜〜い‼️」
葵が興奮して勢いよく俺の胸に飛び込んできた。
「おおい!いきなり飛びついてくるなよ。びっくりするだろうが」
「いいじゃないですかー♪僕と先輩の中ではないですから!」
嬉しそうに抱きついて頬をすりすりと懐いているペットの様である擦ってくる。
「くっつきすぎだぞ。葵、離れて欲しい!」
木嶋は無理矢理離そうするが擦れた際に甘い香りが俺の心を癒し離すを躊躇う。
(葵は男だけどもこれは、これでまぁ〜、ありかな•••••ってばかぁ〜俺!)
『じぃーーーーーーー』
ジト目で疑いの視線を向ける三人に気付き勢いよく突き離す。
「いゃん!」と葵が艶めかしい声を発する葵を見てさらり視線が強なりここはしっかりと言わねばならない場面である。
「お前の思いは、いつか答えるからそれまで我慢してくれ」
「っ!は、はい」
真正面から正直の気持ちに肩を落として残念ながる表情をして桜華院の隣の席につく。
「落ち込んじゃダメよ。アイツ以外にもいい人が見つかると思うわ」
「いえ、僕はまだ諦めてませんのでお気遣いありがとうございます日夏先輩」
「そ、そうなんだ。なら、諦めに頑張りなさいね」
「はい、そうします」
葵の諦めの悪さにどうしたものかと考えるのは後回してみんなが座ったのを確認にし「ごほん」と木嶋は軽い咳払いをし口端を上げる。
「ではでは、皆さん。来年の卒業式までに俺を倒せるように努力してください。
でないとこの部室を破壊してしまいますよ。シュルルルル〜〜〜〜」
『••••••••」
今のはオタク研究会を作ったら一度言ってみたかった台詞である。
ふん、決まったなと内心誇らしげに胸を張る。
「あ、あれ?」
けど、部員の誰一人としてリアクションが無しの静けさが漂いやべーはコイツと言われんばかりの視線が複数とあるオマケ付きでだ。
「あ、あの〜? みんなして無反応とかひどいなで何か一言欲しいのですが」
冷め切った空気に悪寒が覚えそっと尋ねると一同はこれどうする?となりやらヒソヒソ話し合って「あのさ」と立花が先陣を切った。
「それ、虐殺先生のネタでしょう? このタイミングで言うとか。マジでしらけるわよ。
ここは空気を読んで今すぐアンタをコテンパンにするけどいいわよね?」
ジト目で睨みため息をこぼす立花に「あらあら」と続く後続がいた。
「それは困りましたわね。わたくし達の平和を守りため仕方がありませんが、撃たせてもらいますね拓也さん」
そう言って残念がる様子もなくバックから怪しげな物を取り出そうとする桜華院。
「うえ〜ん先生。先生の教えは一生忘れません。
先生にかけられている賞金で私は一生ゲーム三昧の生活をさせてもらいます」
明らかにわかるような棒読みで嘘泣きまでしている水瀬。
「拓也先生になら、僕は部室共に終わり迎えても構いません」
目をつぶり祈りを捧げるように姿勢を構える。
「ちょっと待ってぇー。みんな!ここはみんなが【尊敬している先生を倒すなんてできません!】とか言って俺に畏敬の念を見せる場面でしょうが!」
明らかに自分が求めていた反応の違い意義を唱える。
「あんたがしょうもないことを言うのが悪いのよ。みんなもそう思うでしょう?」
立花の呼びかけに三人も頷きぐうの音もでいないありさまである。
「次こそはビシッと名言を言ってやる」
そう決意を新たに木嶋は拳を握り席に座る。
コイツ全くこりてないなといいだけに呆れる立花の水瀬に微笑ましく見守る桜華院。
「先輩、流石です!尊敬します」
葵だけが目を輝かせ崇拝の念を送られのは嬉しいのだがここは一旦踏ん張って気持ちを切り替え語る。
「さて。本日、みんなに集まってもらったのは他でもない。今後の部活動について話そうと思う」
唐突の話題にみんなの反応が出来づらいご様子であるが木嶋は続ける。
「俺たちオタク研究会の活動内容について改めてみんなに知ってもらいたい。
オタ研の活動目的はオタク文化の発信を目標にした部活動である。
何故これを目標している理由はオタクコンテンツを忌み嫌う世間の評価を変えオタクであることを恥じる事なく楽しい学校生活を作る基盤たる部として頑張ろうと思っているんだ!」
木嶋の熱弁を聞いた一同は黙り込む中、先陣切って立花がご機嫌斜めで尋ねる。
「アンタそれ、マジでやろうと思ってたの? 頭おかしいわよ。
自分で言っている事がどれほど大変か知ってるかしら?」
逆鱗に触れたかのように怒る立花に三人も便乗し出す。
「申し訳ありませんがわたくしはオタクである事は今後も隠して行く者として学校で曝けるのはお控えしたいですわ」
「あたしもみんなの前では遠慮なく喋るよ。
けど、やっぱりオタクってだけで悪目立ちするからちょっと無理かな」
「僕は先輩の意見に反対はしたくないのですが、知られってしまった後のクラスメイトや知人との関係が悪くなる気がして不安になるんです。すみません」
「•••••••みんなの考えていることはよくわかる。
自分の趣味がバレるのを避けて細々と過ごすことも
悪くわない。なにせ、俺もそう思っていた時期があっだからだ。
暗い理由を語るみんなは視線を逸らし余りにも好感的ではいことが伝わってくる。
多数派が否定的でこの案件は諦めるのが今までのこと。
だが、今回はどうしても譲れない思いがある。
「けど! さっき立花が言ったが俺たちの学校生活は今が最初で最後だ。
今ここにいるメンバーだって来年には解散しているかもしれない。
そうでなくとも来年の春には桜華院先輩が卒業して今までの日常はなくなる。
だから、俺はこのメンバーでもっと充実した日常を送りたい!影でこそこそなしくてもオタクである事が俺の誇りである事を証明したい!
平凡なモブキャラのオタクでしかない俺を受け入れてくれたみんなとなら最高の日常が送れると確信して言える」
そう長々と喋る木嶋は最後に言葉を告げる。
「だから頼む!俺に力を貸してくれ‼️」
木嶋が話せる語彙力をフルに活用し誠心誠意の思いこめ全力で深く頭を下げる。
すると、勢いよく席を立ち上がった音が聞こえ顔を上げるとかあぁーと顔を真っ赤にした立花であった。
「あ、あああ、あんた!よくそんなカッコイイこと平然言えるわね。ばっかじゃあないの‼️」
裏返りの声で怒鳴り険しい表情をして頬が赤く口元が緩みどう反応すれば分からずに頬を掻く。
「なぁ、立花。今の表情は怒ってるから照れているのかよくわかないのだが」
「ふん!どっちだっていいでしょ。バカ‼️」
「バカって、いきなり酷すぎやしないか」
腕を組んで顔を晒してそっぽを向く立花にど速球に言われた木嶋は肩を落とし疲れ果てる。
心に刺さる一言に木嶋は落ち込むと立花がしばらく黙り込り「はぁ•••••」と何か肩の荷が降りて吹っ切れたかのように表情が穏やかになる。
「し、仕方がないわね。アンタのやりたいことに付き合ってあげるわ。感謝しなさいよね」
立花が優しく微笑み見て二次元好きな木嶋が思わずドキッする程のヒロイン顔負けの可愛いがある。
「••••••はっ!べ、別に。あんたと付き合ってあげるわけじゃないから。
わ、私の将来のために役だってもらうために付き合うだけだから。
か、勘違いしてないでよねぇ」
後になって自分が言ったことに恥ずかしくなった立花がツンデレ属性盛り盛りで全開で言ってくる。
「お、おおー、そうか。ありがとうな」
気迫がこもる立花に戸惑いが隠せない。
「「••••••」」
しばらくお互いにだまりあう。
「(あんたが私にとってのは主人公なのにどうして分からないのかしら)」
踵を返し立花が何か言っていたが上手く聞き取れなかった。
「拓也さんの決意がこもったプロポーズにわたくしも貴方の思いをお答えいたしますわ。
不束者でございますが、わたくしも残りの学校生活を皆様とより楽しく過ごせる為のご協力いたしますわ」
桜華院が席を立ち上がりとおしとやかにスカートの両端の裾を摘み高貴な貴族のような姿勢で会釈してくれた。
「こ、こちらこそ。不甲斐ない後輩かもしれませんが改めてよろしくお願いします」
「ええ、こちらこそよろしくお願いしますわ」
可憐で綺麗な先輩の姿を見てつい胸が高鳴り、目を離せなくなる。
「このメンバーでもっと楽しく過ごしたい思いはあたしも一緒だ。付き合うぜ拓也!」
テンションを上げ勢いよく立ち上がり満面な笑みで親指をグイッと上げた。
「おう!まかせておけ。絶対、いい学校生活を過ごせるようにしてやる!」
明るい笑顔に感化され答えると水瀬が「期待してるぜ」と、青春マンガのヒロインのような言葉を言って笑顔で答えた。
「先輩がオタク文化を大切に思ってくれる気持ちがたくさん、伝わってきました。
か、感激です先輩!僕も先輩となら一緒な何処えでもついて行きます!」
「何処までもついてこられるのはちょっと遠慮するかな。葵がついてく、ついたくとかって言ってストーカーにキャラにするのは気が引きからな」
「むぅ〜。先輩のいじわる〜〜」
頬を膨らませふてくされる仕草が目に入れても痛くない愛らしさあった。
「くぅー!、みんなありがとうな。俺、超嬉しいよ!」
部室を見渡せばみんなが個人的な理由で活動を了解してたことに湧き上がる感情を抑えきれず木嶋は泣きべそかいて見っともない姿を露わにする。
うわぁ、まじでひくわぁー、と言わんばかりにドン引きした表情で見てくる立花と水瀬だが今はお構い無しだ。
「行こう!みんなで楽しいオタクライフを満喫するぞ!」
「「「「オーーーー!」」」」
木嶋の呼びかけにみんなも応えるように腕を高らかにかかげるその乗り良さに嬉しさに感極まった熱意をさらに話し出す。
「学校行事や野外イベントがこの先もあって、その度に来る試練や苦難もあるだろう!
だが。俺は決して屈しない!オタク文化の未来を掴む。
俺達の戦いはこれからだ‼️」
「「「「••••••」」」」
急に気温でも下がったかのような冷たい空気に冷や汗が出てくる。
「ど、どうしたみんな?やけに静かな気がするが」
「その台詞、自分ではカッコイイ事とか思ってるようだけど。
アンタが言った俺達の戦いはこれからだって言葉はマンガやアニメの打ち切り最終回で使われるフラグ台詞ってわかっていってるのかしら?」
「え?そうなのか。かっこいいじゃんこの台詞。ザ・青春ぽくて好きなんだけど」
自分の言葉に疑問を感じてることに意味が分からず首を傾げる。
「アンタがそれを本気で言っているなら。間違えなく、オタク業界の主人公よ。
アンタにとって喜ばしいかは私にはもうどうでも良くなって来たわ」
木嶋の哀れもない姿に飽き飽きしたかのように立花が肩を落とすので姿を見てハッと気付く木嶋であった。
「確かに。言われてみれば続編がなさそうなアニメや漫画で言ってな」
「今更気付いたのアンタ!あんだけ自分を主人公じゃないって言う割に、まー、全力で言えたものね」
「ふふーん。いいだろう!モブキャラでしかない俺が何度も言っても主人公気質がないことに気付かされるよ。俺は向いてないって」
自慢げに自傷する木嶋は部員であるみんなの顔を見渡し思いの丈を伝える。
「でも。どれだけ主人公の素質に恵まれていなくてもさ、ついもっと頑張ればさ主人公パーティには入れるぐらいの活躍はしてみたいのさ」
そう言った木嶋は照れ臭くなって頬を掻き、
「ついはしゃいでしまっていたな。すまん」と反省の意味をこめ頭を下げる。
「はぁ!あわわわ!!」
突然、顔をトマトのような真っ赤な表情に鬼気迫る感じがした。
「あんたって奴は‼️どうして!何度も自然に言えるの!そんなカッコイイこと言われたらす•••••‼️」
「す?」
「•••す、スゴイ、ヤバイ変態オタク野郎って認めてあげるわ!感謝しなさい」
立花は腕を組みながら「ふぅん!」とそっぽ向き何やら小言でぶつくさと呟く。
こうなったら立花はしばらく話を聞いてくれそうならないのでそっとしておこうと視線を変えると桜華院が微笑ましく見守っている。
「あらあら、咲さんの言葉が本当でしたら、わたくし達の部は皆様の紹介で終わってしまわれるとは寂しいですわね」
頬に手をあて残念がっているはずなのだがどこか引っかかる発言に木嶋に悪寒が走る。
「一体、誰に向かって言ってるのですか?皆様の紹介だけで終わるとかどうとか」
「ふふ。さて、何のことでしょうか?拓也さんのご想像にお任せ致しますわ」
不適に笑う桜華院の様子がまるで何かを悟り切っており木嶋の書く作品について何か知っているかのようでゾッとする。
「わたくしはまだ、拓也さんとあーんな事やそんな事ができなくなるのは非常に残念ですわね」
目を細めて艶めかしい声が変な妄想を頭に過ぎるのを慌てて振り払う。
「ご、誤解ですよ。立花が言ったのはあくまでフィクションの話であって、現実の日常を送っている俺たちは関係がない話ですので!」
「まぁ〜!それはよかったですわ。
わたくし、もっと拓也さんと関係がえられてとても感激です」
木嶋の説得に功を奏してほわんと花が開いたかのように明るく表情で指先を合わせ微笑む桜華院をみて誤解は解けたらしくホッと胸を撫で下ろす。
すると、桜華院のスマホに着信音が鳴り「すみません。少し席を外しますわね」と立ち上がり部屋を退出する様子を眺める。
(さっき言っていたあんな事やこんな事について実は聞いてみたいと思ってしまっている不埒な自分もいたが心の中に閉まっておく方が賢明だな)
「いや〜、誤解解けて良かったね」
立花と桜華院の次に水瀬がそっと木嶋だけに聞こえるように語りかける。
「蓮香先輩ってさ時々見せる世間知らずのお嬢様感があって可愛いいなって思うわけよ」
「それ本人に言ったらどやされるないか?」
「全然問題ないって!むしろ喜ぶと思ってるよ」
「全く、肝が据わってなるな。
まあ。オタ研随一の人付き合いが得意な水瀬なら受け入れてくれそうだよな」
「あたしは別に人付き合いは不得意だよ。さっきも言ったけど普段は大人してこそこそ過ごしておるモン。
むしろ。あたしより拓也の方が人好き合いが得意に見えるよ。
だってあれ程お淑やかで気品がある蓮香先輩と拓也がなんで知り合えたのが不思議なぐらいに」
「それについては俺も不思議に思っている。
けど。多分オタク文化があったおかげかな?
これがなきゃあ先輩と関わる機会も無かったからな。改めてオタク文化ってめっちゃすごいって思うからそれき感謝しなくちゃな」
「うーん、そうかな?あたし的は多分、部活に誘ったのが拓也だったからよかったのじゃあないかな?」
「おいおい。最初は断っていた水瀬がそれを言ってのが矛盾しないか?」
質問し返すと目を見開いき考え込む。
「そりゃ〜あたしは最初の頃は拓也の誘いは断ってばかりだったよ。
けど、オタクにかける拓也の情熱に当てられてすこしはあたしも頑張ってみようと思ったわけだから、拓也には感謝しているよ」
満面な笑み答え恥ずかしそうに頬を赤くする。
「ありがとうな。その言葉を聞けて今日まで自分がオタクであった事を喜ばなくちゃな」
「ふふ、だね」
苦笑した水瀬が「あっ」と声をあげ振り返るなり片目を閉じウィンクする。
「拓也ったら、あんまりいろんなフラグばっかり立てると、いつか痛い目に合うからきおつけた方がいいよ」
「ん?そ、それはどう言う意味だ」
水瀬の意味深な発言に考え込むと袖を引っ張られ横を見ると目頭を熱くした葵の姿があった。
「せんぱ〜い、ひどいですよ。タイミングを逃していたせいで僕だけまだ先輩にリアクションが出来てなくて寂しかったですよー」
「気にするとこ、そこかよ!」
「僕だって部員の一人ですよ。先輩と部活であえなくなるは学校に行く理由が無くなっちゃいます!」
「ちょっと待てー!お前も真に受けていたのかよ!」
面食らい木嶋を他所に泣き出しそうになる葵を宥めている内に校舎が閉まる時間を知らせる予鈴が鳴り響き、本日、話した内容がただの自己紹介の回になり桜華院の予想が的中するのであった。




