その2
「先生から任されたプール清掃の内容は、カクカク、シカジカで時間は、午後四時までに終わらせるように。以上だ」
「時間は午後四時までで作業内容は、カクカク、シカジカね。 •••••って、わかるかぁ〜!!」
真剣な説明に対し立花が怒りマークが額に見える表情でテーブルを叩く。
「あんたねぇ。ここは二次元世界とは違うのよ! カクカクシカジカで分かるわけがないでしょうが!」
「そうなのか? 依頼事態は難しいことはしないから説明を省いただけど、ダメだったか?」
「だめに決まっているでしょう、みんなの反応を見なさいよ」
『うんうん』
「まじか、すまん。ちゃんと説明させていただきまする」
「ふん。分かればいいわよ」
立花の漫才師並のツッコミを受けて省略していた部分の説明をした。
「ってなわけで以上が、今回のプール清掃をする仕事内容でこの後、プールに向かうが。 その前に昼飯にしよう」
実はみんなには、各自で昼飯の準備をすることを伝えてなかったことに今更ながら気付く。
「あ、もし、昼飯を用意していない人がいたら購買で『焼きそばパン』でも買ってくるからいる欲しい人がいるなら俺に言ってくれ」
「焼きそばパンとか、パシリキャラに目指してるの拓也
「いや。ただ一度言ってみたかっただけ」
「まーたなんか企んるじゃあないの?」
「別に何も企んではいないよ。
みんなには日頃から世話になっているから少しでも、俺の好感度をアップしておきたい」
「そんなので好感度が上がるギャルゲーヒロインなんて現実いないよ」
「あ、アンタなんかに惚れる人なんていないんだから勘違いしないでよ」
お前はツンデレヒロインかよ。
とは言えずにいたら、桜華院さんが両手のち指先だけを合わせる。
「でしたらわたくしは『カツサンドパン三大珍味のせ』が欲しいですわ」
「春香先輩。残念ですがこの学校では、売ってませんよ。
それが売っているのはどっかのバスケ漫画だけの話で僕だって高校生になったら真っ先に食べたかった一品でした」
「まぁ〜、それは由々しき自体ですわ。
それでしたら、わたくしからお父様に頼んで購買で販売してもらうように頼んでみても構いませんか?」
「是非、お願いします‼️」
「アタシも食べたーい」
「いやいや、流石にダメでしょ!後。水瀬も賛同するな余計にややこしくなる」
「えぇ〜、いいじゃーん。拓也だって食べたいでしょ?」
「うっ。まぁ、俺も一様男子高校生ですしアニメで見た時にいつか食ってみたいなとは思ったよ。日夏もそう思うだろ?」
俺が立花に尋ねると途端、もしもじとして恥ずかしいそうして緊張の余り唾を飲み込み返事を待つ。
「わぁ、私は、アンパンと牛乳が欲しい」
『え?』
思わぬ発言に一同時が止まったかのように静止して立花の顔をみる。
「お前もかよ! 立花までさっきのパンボケを言ったら収集がつかなくなるわ!」
「このタイミングでさっきのネタを引っ張り出すとは流石は日夏だ。完売だよ」
「べ、別にボケで言ったわけじゃないから!かっ、勘違いしないでよね!!」
『えぇ〜〜⁉️』
「しかもここでツンデレキャラキタァ〜‼️」
立花のツンデレキャラがまたしても炸裂し驚く水瀬の目は光輝いていた。
この後、俺が購買に買い物に行くことはなかった。なぜなら、
「あ!そうそう言い忘れたけど実は弁当を持ってきてたんだ。ズゴイでしょ!」
水瀬が突如思い出してガバンからナプキンで包んだ弁当箱が出てきた。
「実は、私も午後まで学校にいると思ってたから」
「わたくしもですわ、皆さんも用意していたとは奇遇ですわね」
「僕も持ってきてました。拓也先輩にお気遣いしてもらったのにすみません」
次々とカバンから個性的な弁当箱が用意されみんなが事前に持ってきている事を知る。
「マジで、実は俺も弁当なんだよね」
「へぇ〜。拓也も弁当持ってきたんだ。
ならさぁ〜みんなの弁当を見せ合いっこしない?」
「いいですわね皆様のお弁当にどのような品がありますのか興味がありましたわ」
「僕は、あまり自身がないのですが」
「あたしは構わないぜ!」
「仕方がない。俺の母親特製の弁当を見せる時が来るとは、クフフ•••••って事で葵も弁当を見せでもられたら俺は非常に助かる」
「はい!僕の全てを拓也先輩に見せるので受け取ってください‼️」
「そこは!弁当だけでいいから」
みんなで弁当を部室でお互いにもってきた見せ合い合図と共に雑談をしながら食事をすることになった。
「うっひょお〜〜! 春香先輩のお弁当すっごおぉ〜い豪華!」
「大袈裟ですわ美冬さん。わたくしのお弁当はシェフに頼みませたので手作りではありませんのよ」
「うぅ!流石はお嬢様って感じで羨ましい〜」
「よろしければ少しお裾分けしますわよ」
「あざ〜す!ではではこのおかずください。っ!うめぇ〜〜〜〜⁉️」
「お口合いました様でなりよりですわ」
桜華院さんの煌びやかなオカズに胸を踊らせる水瀬を他所に葵がボソッと呟く。
「そう言えば日夏先輩のお弁当はキャラ弁なんですね。以外です」
「••••••え?はっ!このお弁当、妹に渡す予定だった物と間違えただけだから!」
「な、なに〜〜‼️立花の弁当がキャラ弁だと!
し、しかもあの国民的アニメ『○ケット○ンスター』主人公のパートナーの『○カチュウ』とはクオリティたっけぇ〜〜」
「ちょっと!勝手に見ないで!
このアニメあの子が好きだから作ってるだけだから!勘違いしてるなら引っ叩く!」
「分かってるって立花が『ピ○チュウ』が好きなのを隠す必要もないだろうに照れ隠しすることないのになぁ〜」
「だーがーら!勘違いするなって言った先から誤解するな!
もう〜、このお弁当なんか早く食べて後であんたの弁当も食べてやる」
「ちょっと待ってくださいよ日夏先輩折角のクオリティの高いキャラ弁を責めて写真を」
「••••••••⁉️」
立花が葵の忠告を聞かずキャラ弁の一部平らげてみるも無残な姿のキャラクターが描かれていた。
「ピ、○カチュウ〜〜‼️」
「そ、そんな。ピカチ○ウがとんでもない姿に」
折角のキャラ弁をしっかりと目に焼き付けることなく立花と食べる姿に二人は唖然とする。
こうして昼飯を食べるだけで終わるはずだったのにみんなの個性的なキャラのおかげか賑やかな食事になって俺としては、みんなでご飯を食べることがとても新鮮で、こんな日常もありかなと微笑ましく思っていた。




