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NWと魔法
長らくお待たせしました。
私は折れません。
何があろうとも。
これからもNW節を炸裂していくぞぉぉ!
NWが蹴り破った壁の向こうには戦闘を始めていた霊夢・魔理沙とパチュリーの姿があった。
「おー…喘息大丈夫かな?」
喘息の薬を片手に用意しながらNWが言うとパチュリーは突然咳き込み始めた。
「…言わんこっちゃない…」
そう言いつつパチュリーのそばに寄って喘息の薬を飲ませ、図書館の壁に寝かせれば霊夢達に事情を説明させ、フランとともにレミリアのところに向かわせた。
「さぁて、パチュリーさん、一つお願いがあるんだけどええかい?」
「もちろんよ…助けてもらったお礼だしね…」
NWはパチュリーが椅子に座ったのを見てから口を開いた。
「オレに…………魔法を教えてくれないか?」
「…………もちろんよ。」