第4話
宿題で大幅に遅れてしまいましたm(_ _)m
ギルドである女性二人が話していた
「受付嬢さん、クエスト無いよ?」
「クエストやりすぎですよ!もうSランクのクエストはあ・り・ま・せ・ん!」
「えぇ〜」
「って事で!」
「家建てたいんですっ!お願いしますー!」
受付嬢に何度もお願いする
「はぁ〜、じゃあ割引きしてあげますから!」
「ありがとう!」
「これで良いですね?」
「全然良いです!」
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エマは前世で言う不動産屋に来ていた
「いやー、まさかエマさんが来てくれる何てビックリですよ」
「でっかい家を買いたいんですけど」
「綺麗な人には割引きをしてしまいますねぇ」
「ありがとうございます。あと、ギルドからの割引きの件は……」
「あぁ〜聞きましたよ!割引き別に良いですよ!
せめていつものお礼でね」
「それで、家はどこに」
「あぁ、ここから見える王宮の近くの山にある家ですね」
店主はそう言いながら窓から見える山にある豪邸を指差す
「でかいですね!」
「内の店自慢の家だ」
「じゃあ次は、家の見取り図を見てみましょう」
店主は地図を持ち、見取り図を開いた
「広いですね〜」
「よし、すぐ買います!」
即決で家を購入
「まいどありー!」
こうしてエマは家を手に入れたのである
「広ーーい!」
「でも暇だし、…そうだ!王都を見て回ろう!」
「いざ出発!」
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「わ〜!王都ってすごいな〜」
「あそこにレストラン、あそこに、武器屋、防具屋と」
「何これ!うま!」
「うおー!きれー!」
王都にある店の場所をチェックしたり、店で食べたり観光地に行ったりこれはもう今までにない休暇といっても過言ではないほどに
そこで、ある事を耳にする
「王宮でさぁ、34人召喚されたんだって」
「勇者様目当てか?」
「そうみたいだぜ」
「勇者様はなんて名前なんだ?」
「優希って人だよ」
「明日、お披露目式があるんだけど行くか?」
「そりゃ行くさ」
(優希って、あの優希かな?お披露目式行けば分かるか)
優希、それはクラスメイトでみんなのリーダー的存在だ
容姿、学力、運動神経も全て良く、性格も良いため、自分にも良くしてもらっていた
勇者に選ばれるのも無理はない
「勇者の顔確認したいし、もう寝よう」
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翌日
勇者の顔を最前線で確認したいがために今日は4時起き。
列はちゃんと最前線で特に目立つところだった
気づけば人で溢れかえっていた
「キャー!勇者様ー!」
勇者が出てきたみたいだ
その姿は正真正銘クラスメイトの優希だった
優希はコチラを見て一瞬固まる
「っー!あ、すまない」 . .
「俺が勇者の優希である。俺たちは自分達の世界から世界を救うべくこの世界に召喚された中の一人である。俺たちは魔王を倒し、この世界に平和をもたらす事をーー」
「ワイバーンだぁ!」
演説中に飛竜が一匹、皆怯えていた
「大丈夫だ!俺がーー」
「ロンギヌス 貫け」
「ぎゃうぅぅうぅ」
ズドォーン
飛竜の命が一つ絶命した
飛竜は死んだと同時に山へ落ちて行く
周りからは拍手喝采だが、一つ思ったことがある
恐る恐る優希たちの方に顔を向ける
皆口を開けビックリしていた
「あー、何かすみませんね」
「いや、大丈夫だ。君は後でコチラに来てくれ。
話はそこでする」
「あ、はい」
そうしてお披露目式も終わり、王宮で自分を呼んだ人と喋っている
「ご苦労であった」
「はい!ところであのー、勇者たちに会いたいんですが、」
「今回だけは行動に免じて許してやろう」
「ありがとうございます!」
「王室に集めておく」
そして王室
「何だ何だ?誰だ?お前」
「はは!皆!待たせたなぁ!私は前世では優希のクラスメイトだった和樹だ!」
「和樹なのか?本当に和樹なのか?」
「和樹ぃーーー!」
皆自分が帰ってきて嬉しそうにしている
ある一人を除いて
「ガハハハッ!和樹が女になってやがる」
「こりゃあ見ものだわ、ガハハハッ」
「あぁん?そういえばお前らぁ散々いじめてくれたなぁ?」
「