第3話
ちょっと説明
次の位に上がるには全てのXPを貯めなければいけません
SからSSにかけてのXPは500万必要です
今のエマは大体100万ぐらい貯まってます
やりすぎだよねー
馬車の中にて
「あの、本当にありがとうございます!」
「いえいえ」
「えと、名前はなんというのですか?私の名前は!
ソフィア、ルークス、カートン、カートン家の者でございます!」
「私は、エマ、よろしく」
「エマですか、良い名前ですね!」
「ありがと」
「ところで、エマさんはどこに行くんですか?」
(取り敢えずお金を稼ぎゃなきゃ行けないから、異世界と言ったら、う〜ん、あ!冒険者ギルドとかあった気がする!)
「冒険者ギルド!そこでお金をね」
「そうですか!ちょっとまってて下さい!」
そう言い、ソフィアは執事に紙とインクげ付いている羽ペンを貰い、何かを書き出す
書き終わったら、その紙を渡してきた
「これを、ギルドに言ったら渡してください!」
「う、うん」
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王都
「王都に着きました!」
「おぉ!」
巨大な門をくぐるとそこには色々な店が有り、人でいっぱいだった
「凄い!」
「でしょでしょ?王都はとても栄えているの!」
少し時間が経つ
「じゃあここでお別れだね」
「悲しいけど、さようなら!」
「うん、さようなら!」
「忘れないでね〜〜!」
「忘れない!」
ソフィアと別れ、ギルドへ向かう
「ここかな?」
看板にはギルドと書かれていた。
木で出来ていたドアを開け、受付嬢らしき人に声をかける
「登録をしたいんですけど、」
「登録ですね!登録なら、右の部屋にお進み下さい」
「あとこれを」
ソフィアが書いた手紙を渡す
「えぇ!……あ、すみませんでした!」
「あ、はい」
「では右の部屋へ」
「ギルドへの登録ですね」
「はい」
「まず、ギルドカードを作ります。この台に手を当てて下さい。再発行はお金がかかるので無くさないように」
台に手を当てる。
台から光が発せられ光からギルドカードが出てくる
「説明しておきますが、ギルドにはランクがあります。E、D、C、B、A、S、SSという順でSSまであります。今回はソフィア様の命令に従い、貴方はSからのスタートです。」
「はい」
「カウンターでクエストを受注して下さい」
「はい」
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「やっと終わった、初クエスト、何にしようかな」
ギルド登録が終わり、今はクエストを選んでいる
「お!ちょうど推奨ランクがSの物がある!
何々?レッドウルフの討伐。報酬は、って、一匹2万ギル!?高!これにしよう」
「分かりました。レッドウルフの討伐ですね」
「はい」
レッドウルフのクエストを受注し、すぐさま草原へと向かった
「あいつか」
赤い毛並みに金色の目、間違いなくレッドウルフだろう
レッドウルフは群れで生活しているその数20匹
全匹倒せば10万ギルだ
「ロンギヌス、貫け」
ロンギヌスは狼の群れめがけて勢いよく飛んでいき、あっという間に20匹を倒していた
「ふぅ」
次は剥ぎ取りだ剥ぎ取りは小さい頃やっていたので大丈夫
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「終わりましたー」
「早! あ、すみませんでした報酬の10万ギルになります」
「はい」
報酬を貰った後はすぐさま宿へ向かう
「いらっしゃい!一泊2食つきで500ギルだよ!何日泊まる?」
「30日」
「15000ギルだよ!」
「はい」
15000ギルを袋から出す
「鍵だよ!持って行きな」
「はい」
宿の中に入る
「ふかふかのベッドだ!」
その日は夕食をとる前に疲労でか、すぐ寝てしまった
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20日ほどが経った
「ロンギヌス、貫け」
クエストに熱中していた
今まで全て1発で倒しているため、クエストはとても楽だ
1日に3、多い日は5こクエストをこなす
気づけば王都で知らないものはいないと言って良いほどの有名人となっていた
「エマさん、今日もお疲れ様です!」
「エマさん、今日も綺麗だねぇ〜果物一つ持って行きなさい」
「ありがとうございます!」
勝ち組か?と疑問を抱いて来たが、今はもう勝ち組って良いな!と言い切れるほどだ
勝ち組とはこの気分なのだろう
「ふぁ〜〜もう疲れたー」
「そういえば、いま何ギルあるんだ?」
数えてみたところ、ざっと1000万ギル
一体どれくらいクエストやってたんだろう
数えてないからわからないや
「家買えるじゃん。でもな〜もっとでかい家が良いな」
豪邸が良い。
そんな欲が出て、さらにヒートアップしていった